ELLEGARDEN【Pizza Man】歌詞を和訳&解説！お届け先が見つからない！？配達人の憂鬱

ELLEGARDEN(以下エルレ)が2004年5月にリリースした『Pepperoni Quattro』。

このアルバムの7曲目に収録されているのが「Pizza Man」です。

リズミカルなイントロから始まる軽快なロックナンバーとなっています。

ちなみに、アルバムタイトルは「Pizza Man」の歌詞の一部から名付けられました。

アルバムには、ライブ定番曲の「Supernova」や「Make A Wish」なども収録されています。

どれも有名な楽曲ばかりなのですが、意外にもこのアルバムにはシングルは1曲も無いのです。

全曲がアルバムオリジナルにも関わらず、どの曲も長年ファンから愛されていました。

エルレは2008年の人気絶頂期に活動を休止しました。

そして待つこと10年…。

2018年5月、ついに活動再開が発表されました。

ファンにとって、これほど心待ちにした日はなかったでしょう。

ライブで盛り上がる楽曲でもある「Pizza Man」は10年ぶりのライブでも演奏されていました。

充電期間を経たエルレのパワーは全開です。

当時と変わらない…いや、むしろ更に洗練された演奏と歌声に進化していました。

刺激的で最高にクールなエルレの英語詞。

その意味を知ると、とてもユニークな世界が垣間見えます。

「Pizza Man」の歌詞の中にはいったいどんな物語が込められているのでしょうか？

タイトルを直訳するとピザ男。

実はこの楽曲は、ピザを配達している男性の気持ちを独特の感性で表現しているのです。

もしもあなたがピザ屋の配達中に、お届け先が分からなくなってしまったらどうしますか？

そんなことを考えながら歌詞を見ていくときっと楽しいですよ。

和訳とともに愉快なエルレの世界に浸ってみてください。

ダニエルという名前の男の人を知っていたら誰か教えてくれませんか？

もうわたしは20分以上も彼のことを探している

ダニエルとは、ピザを注文したお客様の名前です。

ダニエルにピザを届けにきたのに、彼の姿が一向に見当たらない…。

届ける人がいないとピザ屋も仕事が終わりません。

どれだけ探していても見つからないので、すっかり途方に暮れている様子が浮かんできます。

温かいままのピザを届けなくてはいけないのに、もう既に時間は20分も経ってしまっているのです。