かわいい男心を歌ったラブソング
「ローリング・コースター」は関ジャニ∞にとって3枚目のアルバムにあたる「PUZZLE」に収録されています。
関ジャニ∞というと、ワイワイ元気なイメージが強いですよね。実際、関ジャニ∞の曲には、元気で楽しい曲がたくさんあります。
ライブでも、メンバーもファンも一緒になって踊るようなアゲアゲの曲が多いですし、それが関ジャニ∞の大きな魅力です。
しかし、それだけではもちろんなく、素敵なラブソングもたくさんありますよ。やはり男女の恋というのは歌にしやすいですし、聴いていてもよいものです。
では、さっそく「ローリング・コースター」の歌詞の意味を解釈していきましょう。あくまで個人的な見解なのでご了承ください。
主人公はやきもきしてる男の子
「気が済むまで食べる」
それが君の座右の銘だって
出典: ローリング・コースター/作詞:田中秀典 作曲:野間康介
「気が済むまで食べる」なんて豪快な女の子ですね。なんだか大倉くんを想像してしまいます(笑)
それが座右の銘なのですから、相当食べることが好きなのでしょう。
「たいらげたら眠る」
そりゃね理屈は分からんでもないが
今ウトウトしてたでしょ
要は話聞いてくれてないのね
出典: ローリング・コースター/作詞:田中秀典 作曲:野間康介
この歌の主人公は自由気ままな女の子を好きになり、振り回されてばかりです。「気が済むまで」食べ、「たいらげたら眠る」女の子は、話もまともに聞いてくれないのでしょう。
入念に下調べをして、その子の好きなものをチョイスしたのに、そりゃあないよってところですよね・・・。
でも、お腹いっぱい食べたら満足してウトウトしてしまう女の子もかわいいですね(笑)
もちろん全額 こっち持ちだって
「紳士ぶってウケる」とか言う
出典: ローリング・コースター/作詞:田中秀典 作曲:野間康介
しかも、食事代を全部おごってくれる男の子に対して「ありがとう」とは言いません。「紳士ぶってウケる」って・・・なんだかおごりがいがないですよね。
後悔はしたくない
だけど慎重だって そりゃもう
凝りもせずに妄想しまくりで
出典: ローリング・コースター/作詞:田中秀典 作曲:野間康介
しかし、かわいく「ありがとう」なんて言わないところがよいのかも知れません。
男の子は、そんな女の子のことが気になってしかたないのです。おそらく、四六時中考えてしまうのではないでしょうか?
だから喜んでほしくて、ああでもないこうでもないと「凝りもせずに妄想しまくり」なのでしょう。
思い通りにならない女の子ほど、男性の狩猟本能に火をつけるのかも知れませんね。絶対に振り向かせたい!と思わせるのです。
奔放な女の子に振り回される歌詞がかわいい!
「君」は、食べることが好きで食べたら眠り、おごってもらっても笑うだけでありがとうとは言わないようです。いわゆるかわいい女の子ではありませんよね。
まったく思い通りにならないし、かわいくもない女の子。それでも気になって仕方がない!という構図は、他の楽曲でも見られます。
男の子が勝手気ままな女の子に振り回されてしまう曲と言えば「イッツ マイ ソウル」ですよね。「ローリング・コースタ-」も、似たタイプの女の子だなあと感じました。
「イッツ マイ ソウル」でも、自分勝手で好きな時に呼び出したり、さんざん待たせた挙げ句にドタキャンしたりと、やりたい放題のワガママ彼女です。
普通なら、2時間も待ちぼうけさせられた挙げ句にドタキャンされたら怒りますよね。そもそも、2時間も待てません(笑)
それだけワガママ放題の女の子に対しても、怒りをぐっとこらえて耐え忍ぶ男の子は、相当彼女にゾッコンなのでしょう。手のひらで転がされているような気がします。
2時間の待ちぼうけ
それぐらいは良しとしよう
とどめさすドタキャンも
しょげたりしなーい 追いかける イッツ マイ ソウル
出典: イッツ マイ ソウル/作詞:上仲丈弥(THEイナズマ戦隊) 作曲:林田健司
2時間待ちぼうけさせられても、挙げ句の果てにドタキャンされてもめげずに彼女を追いかける姿が滑稽でもあり、かわいらしくもあります。
深夜2時のお迎えコール
グッとたえて良しとしよう
惚れたが負けだなんて
妙に納得の 文句ガッタ イッツ マイ ソウル
出典: イッツ マイ ソウル/作詞:上仲丈弥(THEイナズマ戦隊) 作曲:林田健司
真夜中に呼び出すわドタキャンするわ、かなり自由な彼女なのに、文句を言いつつも好きだから仕方ない!と諦めていますよね。
「ローリング・コースター」の主人公も、食べることが好きで、食べるだけ食べたら眠り、人の話はあんまり聞いてくれない。それでも好きだからこそ追いかけてしまいます。
「惚れたが負け」のように、彼女のことがきに買って仕方ないからこそ、どんなにつれないたいどをとられても懲りずに夢中になってしまうのでしょうね。