セカオワの魅力

【SEKAI NO OWARI/broken bone】歌詞解釈!少年のような純粋さが眩しい…!の画像

Fukaseの世界観

セカオワの魅力といばボーカルのFukaseさんがもつ世界観

もちろんそれだけが魅力ではないのですが要素として非常に大きいのです。

特にFukaseさんが描きがすファンタジーの世界は唯一無二です。

その世界観の根源は?

それは少年のような純粋さではないでしょうか。

あと先を考えない、理屈だけでものごとを考えない。

そして好奇心旺盛で素直。

そんな思春期特有の純粋さが廃れずそのまま成長しているのです。

ただ子供がそのまま大人になったというわけではないのです。

純粋なままで、音楽技術とセンスが磨かれ、そこに仲間が集い、そこに強いメッセージがある。

だから確立された世界観がありそこに人が魅せられるのでしょう。

今回ご紹介する楽曲はその根源の部分が垣間見れる楽曲なのではないでしょうか。

「broken bone」ってどんな楽曲?

幻の新曲

【SEKAI NO OWARI/broken bone】歌詞解釈!少年のような純粋さが眩しい…!の画像

2015年リリースのアルバムTree」に収録されている楽曲broken bone」。

こちらのアルバムが発売するまでは幻の新曲と言われていました。

というのも2013年にリリースされたシングル「RPG」の隠しトラックだったのです。

限定版2種、通常盤のいずれかを購入した人にのみ聴くことができる楽曲だったのです。

各CDの裏側をひらけばそこにURLとID、パスワードがあり聴くことができます。

その後「Tree」に収録されてシングルを購入しない人でも聴くことができるようになりました。

結果的にアルバムに収録されたのですが、隠しトラックらしいちょっと笑えるエピソードの歌詞なのです。

Fukaseさんらしさ全開の実体験の楽曲

「broken bone」の作詞作曲はもちろんFukaseさんです。

この曲の歌詞の内容はFukaseさんの実体験からきているものなのです。

それはENTERTAINMENTツアーの最終日のことです。

素晴らしいツアーを素晴らしいメンバーとスタッフで成功させ、盛大な打ち上げをしました。

恐らくご存知の方が多いと思いますが、Fukaseさんは酒豪ということで有名です。

この日も大量にワインを飲んでいたそうです。

そして次の日足が痛いと思い病院に行くと左足を骨折!そう、broken boneしていたのです!

Fukaseさんはお酒を飲みすぎて前夜の記憶がなかったそうです。

いったい酔っ払って何をして骨折したのでしょうか。

幸いにもツアーが終わった後だったので大きな影響もなく、ゆっくりと治療ができたそうです。

そしてその療養時に生まれた曲が「broken bone」なのです。

やはりそんな時でも曲を作るところはさすがアーティストです。

その上このお酒の失敗をそのまま歌にするというのが本当にFukaseさんらしいですね。

ただこの曲の歌詞にはそのFukaseさんらしい熱い想いがしっかりと込められています。

「broken bone」の歌詞解説

酔いつぶれて

最後の公演を終えた日、僕は酒に溺れてた
満月が照らすその店で、僕の野望を謳ってた

出典: borken bone/作詞:Fukase 作曲:Fukase

最後の公演というのがENTERTAINMENTツアーの最終公演のことです。

実際に打ち上げしたお店で大騒ぎしていたそうです。

お店に人に止められるほどだったそうですね。

ちなみに、セカオワの歌詞でこういった実体験をそのまま歌詞しているものはほぼありません

この楽曲自体も始めはおふざけ程度からスタートしてメンバーが本気になりだしてできたそうです。

またFukaseさんはもともとヒップホップなども好きで内々なことを歌詞にするのも好きだそうです。

今後もっとそういった歌詞の楽曲が出てくるかもしれませんね。

いつまでも、僕は いつまでも、僕は この四人でいたいと、
それは狼のように月に吠えてたんだよ

出典: boken bone/作詞:Fukase 作曲:Fukase

実際にはどう言っていたのかはわかりませんが、多分きっと本当にこのまま言っていたのでしょうね。

ここで言う四人というのはもちろんセカオワメンバーのこと。

FukaseNakajinSaoriDJ LOVEですね。

メンバーに伝えるというよりかは、酔っ払って叫んでいたのでしょう。

でも骨折したことさえ記憶にないほどですので、もしかすると半分は想像なのかもしれません。