とあるキャッチコピーがテーマに

強い感情の反発

YUI「It's all too much」の歌詞を解説!もう、うんざり…それでも奇跡を信じられる?の画像

今回ご紹介するのはYUIさんの「It's all too much」という楽曲

2009年10月7日に発売されたシングルです。

また、このシングルの制作にあたっては、とあるキャッチコピーがテーマになっています。

「せまる難題さえ ユーモアに変えて笑い飛ばしたい」

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/It%27s_all_too_much/Never_say_die

凄くエネルギッシュなメッセージですね。

「It's all too much」は映画『カイジ 人生逆転ゲーム』の主題歌として制作されました。

その映画の内容に基づいたキャッチコピーとなっているのです。

「It's all too much」を和訳すると「もううんざりなの、いい加減にして」という意味。

非常に強い感情の反発が感じられますね。

そして、シングルB面に収録されている「Never say die」も同映画の挿入歌。

「Never say die」を和訳すると「弱音を吐くな」というニュアンスです。

映画『カイジ 人生逆転ゲーム』

どんなストーリーなのか?

YUI「It's all too much」の歌詞を解説!もう、うんざり…それでも奇跡を信じられる?の画像

映画『カイジ 人生逆転ゲーム』がどんなストーリーなのか、歌詞の意味を読み解く重要なカギになってきます。

大ヒット作品のため、過去に見たことがある方も多いかもしれませんね。

今回は、簡単にどんな内容なのか振り返りたいと思います。

この作品は漫画の原作「カイジ」をもとに映画化されました。

主人公カイジは多くの借金を抱えた青年。

ある日、膨らんだ借金を帳消しにできるチャンスがあると持ち掛けられました。

それは、命をかけたギャンブルゲーム。

同じような境遇の人が集まり、勝ち抜いたもののみが賞金を獲得することができるのです。

まさに「人生逆転ゲーム」ですね。

キャッチコピーに込められた意味

YUI「It's all too much」の歌詞を解説!もう、うんざり…それでも奇跡を信じられる?の画像

映画にもキャッチコピーがあるようなので見てみましょう。

「ようこそ クズの皆様」
「考えろ、裏をかけ。そして未来を手に入れろ。」

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/賭博黙示録カイジ#映画

 なかなかのインパクトがあります(笑)

「It's all too much」のキャッチコピーともう一度見比べてみましょう。

「せまる難題さえ ユーモアに変えて笑い飛ばしたい」(It's all too much)

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/It%27s_all_too_much/Never_say_die

死を伴う過酷なゲームを乗り切るためには、一生懸命に思考を巡らせる必要があります。

恐怖に飲み込まれてしまっては、正しい判断や正しい行動ができなくなってしまうでしょう。

実際に映画の中では何人もの登場人物が尊い命を落としてしまいます。

どんな状況であっても笑い飛ばしてしまうほどの余裕。

それがあれば、この「人生逆転ゲーム」を乗り切ることさえできるのかもしれませんね。

鋭いまなざしが光るMV

表情で訴えかけるよう