YUI「It's all too much」の歌詞を解説！もう、うんざり…それでも奇跡を信じられる？

現状打破をしてくれる流れ星。

それは、足かせとなっていた「感情」から解き放たれることで生まれたチャンスだったのかもしれません。

成功をおさめるためには、たくさんのチャンスを掴み取る必要があります。

しかし、チャンスは自分の心の状態次第で見えなくなってしまう事もあるでしょう。

前述した「不安」や「恐怖」などの囚われは、物事を見る目をゆがめてしまいます。

大切なのは今の自分の感情や、今の状況に集中すること。

過去の後悔や未来への不安から解放されたとき、運命への道が切り開かれるのだと思います。

映画の主人公であるカイジは、友人の借金の肩代わりで負債を負ってしまいました。

物語の中でも何度も人を信じて騙されてしまいます。

そして、誰よりも熱いハートを持っており、感情豊かなのも魅力。

そんな人柄とマッチした歌詞ですね。

真っすぐに生きていきたいけど、どうしても争いや裏切りに直面してしまう…。

失敗を繰り返しながらも彼は、波乱万丈な人生を生き抜いていくのです。

理想を掲げるもなかなか到達できない。

これでは「理想」ではなくただの「空想」になり下がってしまう。

だからといって妥協して愛想笑いを浮かべることもできない。

葛藤の中で揺れ動きながらこぼした言葉。

それがこの楽曲のタイトル「もううんざりなの、いい加減にして」という台詞なのです。

理想を現実にしたいのに立ちはだかる壁。

いっそこの困難さえも笑い飛ばして受け入れてしまおう。

そう思ったとき、あらゆる「感情」の囚われから解放されているような気がします。

日常はすぐに打開策の見つからない事柄で溢れています。

辛くても悲観的にならず、奇跡が起きる瞬間を待ち望む。

少しでもチャンスがあれば掴み取る。

そうすることで、次のステップへと進むことができるのではないでしょうか。

悲壮感漂う楽曲を得意とするYUIさん。

その魅力が存分に引き出されたテーマでしたね。

映画のタイアップを何度も経験してきたからこそ出せる、ストーリーとマッチした世界観なのだと思います。

OTOKAKEにはYUIさんの楽曲を紹介した記事が他にもたくさんあります！

最後に、今回のように悲壮感が感じられる力強い楽曲の記事をまとめてみました。

ぜひご覧になってくださいね♪