新しい倖田來未
「愛のうた」を作ったことによって、倖田來未の中にグレーな恋愛が誕生したそうです。
それまでは白黒はっきりさせないと気が済まなかったそうで、「可能性のない恋はしない」と思っていたのだとか。
それがこの「愛のうた」を作ったことで「曖昧な状態」「グレーな恋愛」もアリなのかな、と思い始めるきっかけになったんだそうです。
共感を呼んだ歌詞をチェック!
もし君にひとつだけ願いが叶うとしたら
今君は何を願うの?
そって聞かせて
出典: https://twitter.com/RecordAwardBot/status/820196143292219393
一番最初のフレーズは、なんだかいじらしいような可愛らしいような雰囲気ですね。
今あなたが願うことはなに?なんて、好きな人に聞いてみたいものです。
もし君がこの恋を永遠と呼べなくても
今だけは嘘をついて
淡い言葉で信じさせてみて
出典: https://twitter.com/sicaboram/status/905722788433952768
可愛らしい歌い出しとは裏腹に、いきなり少し寂しい雰囲気が出てきます。
たとえこの恋が本気でないとしても、いつか終わるものだとしても、それを隠してでも「ずっと一緒」だと言って欲しい…そんな切ない願いが読み取れます。
この歌詞を読む限り、自分のことを恋愛対象としては見てもらえていないのではないかと不安な気持ちがありそうですね。
愛のうた 響き渡れば
灰色の夜空に光が射すよ
ひとつずつ光をつないで
遠くの君の元へと届けよう
出典: https://twitter.com/kuucyan_zuki/status/913969745044443136
「灰色の夜空」というのは、この片思いのことを表すのではないかと思います。
晴れるのか雨が降るのかはまだわからないけれど、晴れに向かって、つまり恋人になれることを願って、少しずつ進んでいきたい、という願いが伝わってきます。
いつかは彼に伝えられるといいな、という希望も込められているのでしょうか。
もし私ひとつだけ願いが叶うとしたら
夢の中でもいいからと
会いたいと願う
もし私この恋が終わり迎えたとしたら
ガラスのよう砕けて
もう戻れなくなる
だけど愛してる
出典: https://twitter.com/kumoconodoku/status/797451673979338752
ここからは2番の歌詞になります。
なんだか恋が実ることに対して自信が持てない様子が読み取れます。
現実に会えないのなら夢の中でだけでも会いたい…これは片思いをしている女性なら誰もが願うことではないでしょうか。
曖昧な関係でもいい
いつもと変わらず優しくしていて
本当のことは言わないで
会えなくなるなんて
もう受け止められない
出典: https://twitter.com/The_truth_by_S/status/699642654544367620
恋人なのかただの友達なのか、はっきりさせることが怖いという感じですね。
でもこの感覚って多くの女性が経験したことがあるのではないでしょうか?
好きだけど、気持ちを伝えて今の状態を壊すことは避けたい…というジレンマですね。
気持ちを伝えて関係がなくなってしまうことなんて、耐えられないですよね。
明日またいつものように
戻れる気がして空を見上げてた
さよならは言わないでいて
今夜も夢の中へ落ちていく
出典: https://twitter.com/Reina69k/status/861608369227841541
ハッキリとは歌詞に出てきませんが、「いつものように戻れる気がして」ということは気持ちを伝えたのでしょうか?
そして想いは届かず友達の関係も崩れてしまったのかもしれません。
さよならと言われてしまうのだけは避けたいですよね。
せめて夢の中だけでも幸せでいたい…という願いなのかもしれません。