彼女の代表曲とも呼べるこの曲!
1999年8月リリースの3枚目のシングルで、この曲をきっかけにaikoは人気アーティストの仲間入りを果たしたと言ってよいでしょう。
収録アルバムは2000年3月にリリースされた2枚目のアルバム「桜の木の下」になります。
テレビアニメ「まっすぐにいこう。」やテレビ朝日系バラエティ番組「激マジ!!〜ティーンのホンネ〜」のエンディングテーマ、さらにはサークルKのCMソングと実に多くのタイアップが付いたことでも注目を集めました。
また決してハッピーとは言えない内容でありながら、キャッチーで耳に残るポップなメロディーも印象的。
タイアップ曲としてじわじわと人気に火が点いていった、というのにも頷けます。
「花火」の人気歌詞
夢は夢で目が覚めればひどく悲しいものです
出典: https://twitter.com/rock_hibiku_bot/status/912201455502688256?ref_src=twsrc%5Etfw&ref_url=http%3A%2F%2Fotokake.com%2Fmatome%2F0tiqUa
この曲の歌詞といえば、よく話題になるのはその視点のユニークさ。
本来であれば下から見上げるはずの花火を見下ろすという、独創性のあるサビの歌詞がとても印象的ですね。
ですがこの曲で主題として歌われているのは、恋の苦しさや残酷さです。
大好きな人を思いながらも、その思いが相手に上手く通じるとは世の中限りません。
いわゆる片想いという経験は、世の中の大勢が人生で一度は経験したことのあるシチュエーションでしょう。
想いが伝わって欲しい、でも伝わって欲しくない。
自分が好きな相手が、必ずしも自分のことを思っているとは限りません。
またその想いを伝える事で、もしかしたら2人の関係が悪い方向へ変わってしまうかも。
そんなじれったい想いを、誰かに抱えた記憶は誰にでもあるはずです。
恋、片想い、なんて言葉を聞くと夢のある幸せな想像をする方も多いはず。
ですが実際の恋の当事者にとっては、幸せな思いばかりではない、というのが恋の辛いところです。
そんな恋の夢見がちな幸福感と残酷感。
それを非常に端的に表現したのが、この曲の上記の歌詞なのではないでしょうか。
2位「ボーイフレンド」
キュートな彼女の魅力が満載のキラーチューン!
2000年9月リリースの6枚目のシングルで、初のオリコン1位&紅白出場を飾ったナンバー。
2001年6月にリリースされた3枚目のアルバム「夏服」にも収録されています。
いつまでも少女らしさを失わないaikoの可愛らしいイメージを定着させた1曲ではないでしょうか。
誰もが聴くだけでハッピーな気持ちになれるような、皆さんご存知の最強恋愛ソングですね。
カラオケで歌うとカワイイ度がアップするというので、この曲をチョイスする女子も多いといいますが、大いに納得です。
「ボーイフレンド」の人気歌詞
早く逢って言いたい あなたとの色んな事
刻みつけたい位 忘れたくないんだと
出典: https://twitter.com/happy0words/status/912287298674233344?ref_src=twsrc%5Etfw&ref_url=https%3A%2F%2Fotokake.com%2Feditor%2Fedit%2F2234
大好きな相手への「大好き!」という大きな想いをどこまでもストレートに歌うこの曲。
2人で過ごす幸せな時間のときめきや幸福感が、存分に詰まっているような楽曲となっています。
大好きな人と晴れて両想いになり、憧れていた彼氏彼女、カップルという関係になれた。
そんな幸せの絶頂で、大好きな人と過ごす幸せな時間のことを、いろんな人に話したい。
そのような思いに駆られた経験に覚えのある方も、きっと1人や2人ではないのではないかと思います。
あるいは自分ではなく、周りの友人にそんなのろけをたくさん聞かされたことがある。
もしかしたら中には、そんな人もいるかもしれませんね。
そんな甘くて幸せいっぱいな空気感が、楽曲の冒頭から伝わってくる。
この歌詞には、そんなムードが漂っているのではないでしょうか。
1位「カブトムシ」
多くの人々の共感を呼ぶこの曲!
1999年11月リリースの4枚目のシングル。アルバムは前出の「花火」と同様「桜の木の下」収録になります。
「CDTV」や「ジョビれば!?」のエンディングテーマとして起用されたこの曲は、前作「花火」で注目され始めたaiko人気を不動のものとした、まさに彼女の代表曲と言ってよいでしょう。
弱い一面を内に隠しながらもつい強がりを見せてしまう自身をカブトムシに例えた独特の歌詞は、多くの人の心の奥深くに染み込んだのではないでしょうか。
aikoの抜群の歌唱力と歌詞センスが堪能できる1曲です。