そもそも、井上苑子ってどんな人?
CMソングで一気に注目度アップ!
2017年の1月、山﨑賢人と飯豊まりえによるステキなラブストーリーが描かれたサムスン電子スマートフォン「Galaxy S7 edge」テレビCM。
BGMとして流れていた槇原敬之の名曲「どんなときも。」を美しい歌声で歌っていた人物に話題が集まったのは記憶に新しいことでしょう。
この時「どんなときも。」をカバーして歌っていたのが当時19歳だった井上苑子でした。
メジャーデビューから2年で一気に注目を集めることになりましたが、もともと関西圏では名の知れたアーティストでした。
12歳にして作詞作曲をはじめ、神戸で路上ライブを開始。その透明感のある歌声で圧倒的支持を得た彼女は小学校卒業の日に心斎橋のライブハウスでワンマンライブを敢行しました。
メジャーデビュー前にもかかわらず、その時のチケットはたった3日で完売して、100人以上の観客を集めるという大盛況ぶり。関西のメディアからも注目されるようになりました。
これをキッカケに注目度を増した彼女は2011年に心斎橋クラブクアトロで史上最年少となるワンマンライブを敢行。
当時、中学生アマチュアアーティストだった彼女がここでライブをすることは異例中の異例で、一部では伝説とまで称されるようになりました。
その後、2013年に高校進学とともに拠点を東京に移し、4月10日には全国流通盤となる初のシングル「ソライロブルー」をリリースしました。
この後、2015年にはミニアルバム「#17」でメジャーデビュー。高校を卒業した2016年には初のツアー開催も行うなど、売り出し中のアーティストとして注目を集めています。
先述のスマートフォンのCM以降、注目度が増した井上苑子は2017年4月からフジテレビ系の朝の情報番組「めざましテレビ」の人気コーナー「イマドキ」にレギュラー出演し、いまやお茶の間のアイドルになっています♪
17歳にして初ライブを敢行!
中島みゆきのあの名曲を歌う!?
今や全国区の人気を誇る井上苑子ですが、上京した2013年以降、ライブはこれまでに3度ほど開催されています。
まずは2014年の12月11日に行われた『井上苑子バースデーワンマンライブ「17歳やで!大人なライブにするで!」』。
このライブが行われた12月11日は井上苑子の17歳の誕生部当日。
17歳になったばかりの彼女ですが、「大人なライブにするで!」のタイトル通り、セットリストを見ると少々大人っぽい歌が並びました。
ソライロブルー
虹色バタフライ
センチメンタルシックスティーン
RAINBOW
シルエット
グッディ
たったひとつ
運命線ビリーバー
ボーイフレンド[aiko]
糸[中島みゆき]
Say My Name
Wake Up
青とオレンジ
ボクキミポケット
Fly Away
赤いマフラー
ハレトケ
Superstar
Stay with me
線香花火
【アンコール】
Mine[Taylor Swift]
17歳の少女の繊細な気持ちを歌い上げる歌が並ぶ中で、異彩を放つのが中島みゆきの名曲「糸」。
最愛の人との関係性を糸で織る様子に例えた名曲ですが、17歳の彼女が歌い上げたところに「大人なライブ」の本質が現れていたような気がします。
もちろん、透明感のある歌声で歌い上げられたこの歌は集まったファンからも大好評でした。
井上苑子 高校卒業記念スペシャルワンマンライブ 卒業。~私たちのJK完結!~
春らしい楽曲多数。ツイキャスを生かしたコーナーも
17歳でのライブを成功させた井上苑子はその後も絶好調。高校卒業を間近に控えた2016年の春には高校卒業を祝したワンマンライブを敢行しました。
線香花火
だいすき。
青とオレンジ
サヨナラバイバイ
ふたり
グッデイ
Walk Through Again
おんなのこ
Good-bye days (feat. YUI for 雨音薫)
女の子は泣かない (feat. 片平里菜)
さくら (独唱) (feat. 森山直太朗)
めぐろ川 (feat. miwa)
3月9日 (feat. レミオロメン)
雪
ハレトケ
赤いマフラー
右足
「君に出会えてよかった」
【アンコール】
大切な君へ
Say My Name
Stay With Me
サヨナラバイバイ → おんなのこ → ふたり
ライブ当日が3月26日ということもあって、比較的春の温かさを感じる楽曲が並びましたが、このライブの特徴は彼女をメジャーに押し上げたツイキャスの存在をフルに活用したコーナーがあったことでしょう。
ツイキャス機能を利用してユーザーからのリクエストのあった楽曲をカバーして歌うというコーナー名が設けられたこのライブでは、「Good-bye days」「女の子は泣かない」「さくら(独唱)」「めぐろ川」「3月9日」をそれぞれ歌い上げました。
「さくら(独唱)」ら春っぽい名曲を並べた中で、大人になる女の子の心理を歌い上げたYUIの名曲「Good-bye days」を歌う井上苑子の姿にファンは大熱狂しました。
また、このライブ後に初めての全国ワンマンツアーとなる「井上苑子 1st SUMMER TOUR 2016 ~みんなおまたせ!~」の開催を発表。6月から始まるツアーにファンは大盛り上がりでした。