歌詞その3

I’ve nothing to lose
(Love me till the end)
Except your heart

出典: WEEKEND/作詞:YOSHIKI 作曲:YOSHIKI

解説その3

ここは和訳を載せておきましょう。

“失うものは何もない

最後まで私を愛して

あなたの心を除いて”

狂気すら感じさせる愛情。

どうせなら、愛するおまえに愛されながら最期を迎えたいという感情でしょう。

歌詞その4

手首を流れる血を おまえの体に
絡みつけると一瞬のうちに
更みがえる記憶に視界を
閉ざされ笑いながら逃げていくおまえの姿を
見つめる傷ついたオレが立ってる
Week End
Week End Week End
Week End I’m at my wits end

出典: WEEKEND/作詞:YOSHIKI 作曲:YOSHIKI

解説その4

私自身、この楽曲を初期から長く聴き込んでいるものの結論が出せない、かなりカオスな文章となっているので、ただひたすら感じるがままで解釈していくのでご了承ください。

まずリストカットですね。

手首を切ってしまっているのですが、文章をどこで切ればいいのかも悩むところです

手首から血が流れている状態で、“おまえ”に手を伸ばしたのでしょう。

触れた瞬間、今までの記憶が視界を覆ってしまうかのように浮かんだのでしょうか。

加害者かのように描かれている相手と、傷ついた自分は幻覚なのか、傷として強く心に刻まれてしまった悲しい記憶なのか明確ではありません。

しかし、死の淵に居ながらも、絶望を感じた記憶が甦り、“I’m at my wits end=もうお手上げだ”との結論を導き出してしまったのでしょう。

歌詞その5

I’ve nothing to lose
(Love me till the end)
Expert your heart

I hear a knock on the door
激しくせまる
失いかけた意識のなかで
おまえがささやく
冷たい指先のばし
傷口に口づけ
赤く染まった 凶気を抱きしめる

出典: WEEKEND/作詞:YOSHIKI 作曲:YOSHIKI

解説その5

※繰り返しの英文が入ります。

血液を失くし、体温まで失った冷たい指先。

“傷口に口づけ”したのは自分なのではないかと考察します。

そして“赤く染まった凶気”、これを抱きしめたのも自分なのではないでしょうか。

ここでの凶気とは、死に向かうことしか考えることの出来ない自分の心と、自分の生命を断ち切ろうとしている“凶気の込められた凶器”、2つの意味を持つものと感じられました。

歌詞その6

鏡を見つめながらふるえる体に
流れはじめた透き通る血を
青白いおまえの心に
絡ませ幻覚に消えて行く最後の涙を
拾い集めて血の海にまどろむ
Week End
Week End Week End
Week End I’m at my wits end

出典: WEEKEND/作詞:YOSHIKI 作曲:YOSHIKI

解説その6

自らを見つめながら切ってしまったのでしょう。

今までの流れを見ていくと、血が流れるとは言っても、とても体内とは思えません。

血液は、ふるえる体を覆う皮膚を流れはじめたと感じられます。

まだ暖かさを感じる、その自分の血液を、血液を失くしたかのように冷え切ってしまった、愛する相手の心に投影し、愛し合っていた頃の心の温度を取り戻したかったのではないでしょうか。

しかし意識は朦朧とし、流す涙も最期になるかもしれません。

自分の血の海の中、永遠の眠りにつこうとしています。

歌詞その7

Week End
I still love you
Week End
But I cannot carry on
手首を流れる血をおまえの体に
絡みつけると一瞬のうちに更みがえる
記憶に視界を
閉ざされ笑いながら逃げてゆく
おまえの姿を
見つめる傷ついたオレが立ってる

出典: WEEKEND/作詞:YOSHIKI 作曲:YOSHIKI

解説その7