MONGOL800の「夢叶う」ってどんな曲なの??

これも名曲♪

「夢叶う」は380万枚売れたモンパチのアルバム「MESSAGE」の13曲目に収録されています。

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/MESSAGE_(MONGOL800%E3%81%AE%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%90%E3%83%A0)

MONGOL800(モンパチ)には名曲がたくさんありますが、この「夢叶う」も歌詞がヤバイ!」とファンの中でも人気の高い曲です。

曲調はシンプルなギターベースドラムの演奏です。シンプルだからこそ、モンパチの魅力がよくわかる曲ですね。

いい歌詞といい演奏があれば他にも何もいりません。

モンパチがノンタイアップでしかもインディーズでミリオンセラーを達成できたのは、単純にいい曲だったということです。

お金をかけて宣伝しないでここまで売れてしまったのは奇跡ですよね。

名曲「夢叶う」の世界を見ていきましょう♪

「夢叶う」の歌詞の意味をチェック!!

【夢叶う/MONGOL800】○○な人への曲だった?歌詞&PVは必見!皆を引き寄せるその意味とは。の画像

ヤバイ歌詞!

明日には夢叶う夢叶う
いい風が吹く
明日には夢叶う夢叶う
いい風が吹く

出典: 夢叶う/作詞:ウエズキヨサク 作曲:MONGOL800

生きていれば辛いこと、苦しいこと、大変なことは誰にでも起こります。

そんな時はどうしていますか?

立ち向かう人、逃げる人、寝込んでしまう人など人によって立ち向かう方法は違います。

しかし、心の何処かで明日は良くなると思っているからこそ行動が出来るのではないでしょうか。。

不安に押しつぶされそうになることは、ありますがどうにか踏ん張っています。

「明日には夢叶う」と信じて生きていきたいです。

春夏秋冬 季節は変わりゆく
僕らの進む道 己の中で風は吹く
周りへの優しさ忘れ 先立つ個人の主張
頼れない大人達の好きな
意味の無い価値観競走
同じ土の上でなぜに人は殺し合う
お国のために命捨てる
そんな常識従うな 自分を信じて

出典: 夢叶う/作詞:ウエズキヨサク 作曲:MONGOL800

日本は戦後に頑張って世界でもトップクラスの経済的成長を手に入れました。

これは本当にすごいことで日本の先輩たちに感謝しなければならないことです。これだけ恵まれた生活を送れるのも、そのおかげです。

しかし、犠牲にしてきたこともたくさんあります。

日本人は自分の価値観に自信が持てないのです。高度経済成長の時代なら、ある程度頑張れば見返りがありました。経済が右肩上がりで成長していたおかげです。

その時代なら、同じ価値観でもある程度幸せになっていました。しかし、時代はもう違います。デフレの時代で昔のような経済成長は望めません。

同じ価値観が共有できないのに、それを共有しようとすれば無理がでます。「みんなと同じでないといけない」なんて価値観では自分を苦しめるだけです。

自分で信じる価値観を尊重すれば楽に生きられるのに「幻想の価値観」に縛られています。幻想の価値観とは「みんながいいと言っている価値観」です。

それに従って幸せになれればいいのですが、今後の日本は難しいでしょう。

みんなの価値観に合わせることができなくなっているのに、その価値観に追従するって苦しみ以外の何者でもありません。

自分の価値観を生きていきましょう。

「なぜに殺し合う」と戦争批判の歌詞も出てきます。ここでも自分の価値観ではなく、周りに流されてしまって死んでいったことに対して疑問を投げかけていますね。

沖縄は多くの民間人が戦争で犠牲になったのでモンパチとしては歌わずにはいられないのでしょう。

何を急いで何競う
早々歩く大人よ
言葉の意味を忘れ
我がもの顔で歩く大人よ
誰が作った
あたりまえ

出典: 夢叶う/作詞:ウエズキヨサク 作曲:MONGOL800

「当たり前」ってなんでしょうか。日本では当たり前のことでも、アメリカでは非常識なことってあります。

国によっても文化によっても世代によっても当たり前なんて共通することは、全く違います。

いつの間にか思考停止してしまって当たり前を疑うことを忘れていませんか。実はその当たり前が自分自身を苦しめているのかもしれません。

誰の目を気にし生きてゆく
勉強よりも何よりも 素晴らしい友をつくる

出典: 夢叶う/作詞:ウエズキヨサク 作曲:MONGOL800

勉強を頑張って良い大学に入れば幸せになれるという幻想は崩れ去りました。

大企業がバタバタと倒産する時代です。まさかあのシャープが買収されるとは誰も思っていませんでした。

あの東芝が倒産寸前になるなんて信じられません。

勉強することで自分の可能性を広げることができるので、良い大学に入るという価値観は否定はしませんが、良い大学に入ればすべてOKなんて楽観的になれる時代でもありません。

勉強も大切ですが、人間関係も非常に大事です。お金は大切ですが、お金をたくさん持っていることが幸せになる絶対条件ではありません。

人間関係でしか満たされない、幸せは存在します。

大切な人は後回し
そろそろ気づけよおバカさん達
これが人の運命だと
偉そうな言葉は胸にしまえ
守るほどの地位はない

出典: 夢叶う/作詞:ウエズキヨサク 作曲:MONGOL800

パンク的な批判の歌詞ですね。

人を大事にしない人は最終的には幸せにはなれません。

昭和の時代では、男性は家族のためにという名のもとに家族を顧みずに働いてきました。家族のために働いてきたのに、退職したら妻から離婚届を突きつけらる。

これってなんでしょう。本当に家族のために働いてきたのでしょうか。単に自己満足のために働いてきたのなら悲しすぎます。

明日には夢叶う夢叶う
いい風が吹く
明日には夢叶う夢叶う
いい風が吹く

出典: 夢叶う/作詞:ウエズキヨサク 作曲:MONGOL800