Chubbiness「じょんがら武士道(女剣士ver.)」情報
「NO BOTTOM!」のカバー曲
「Chubbiness」の新作、「じょんがら武士道(女剣士ver.)」。
本作は、2017年4月19日発売の「ハレルヤ☆Wonderland」以来のシングルです。
およそ、1年半ぶりのリリースとなる本作は、カバー曲です。
カバーしたアーティストは、「NO BOTTOM!」(ノーボトム!)。
「NO BOTTOM!」は、お笑いと音楽を融合させた音楽ユニット。
古坂大魔王が発起人の1人で、NBR(NEW BUSHIDOU RAVERS)に改名しています。
今回の楽曲が古坂大魔王のプロデュースによるものというのも頷けます。
古坂大魔王全面プロデュース
カバー曲である本楽曲のプロデューサーは古坂大魔王。
「Chubbiness」は、ピコ太郎の姉妹グループとして活動しています。
実際に、ピコ太郎の武道館公演にてバックダンサーを務めたことも。
ピコ太郎同様に古坂大魔王がプロデュースすることも必然かもしれません。
このような繫がりもあり、度々接点を持つことがありました。
しかし、古坂大魔王が映像として監督を務めるのは、今回が初。
楽曲の制作、監督を務めるのも古坂大魔王である本楽曲。
まさに古坂大魔王全面プロデュースの作品です。
メンバーの魅力が際立つ映像
クールでセクシーなMV
今回の映像は、江戸時代と女武士がテーマになっています。
特に、メンバーのセクシーな衣装が妖艶(ようえん)な印象。
モノクロの映像によって、メンバーの表情が際立って見えます。
今回の作品に関して、古坂大魔王自身が、構想から衣装、メイク、撮影、編集…。
制作作業の全てに携わっているということも驚きです。
美しい映像と、メンバーの魅力が引き出された映像。
古坂大魔王のグループへの愛。
クリエイターとしての才能。
これらを実感することができるMVとなっています。
そんな本楽曲の内容を細かく見ていきましょう!
MVの内容について
セクシーな武士の衣装と映像
MV冒頭は、モノクロームの映像に足元からメンバーを映していきます。
セクシーな衣装と、体に施された傷と刺青が特徴的です。
三味線の音が鳴ると一気に和の世界に引き込まれます。
楽曲が始まると、この楽曲は、一般的なJ-POPと異なり特殊。
一般的ではない印象を受ける点は、楽曲と映像の両面。
楽曲を作る音楽に耳を傾けると、特徴的な開始の1分。
全く伴奏無しで、フェイクで歌い上げます。
まるで歌舞伎のように感じる歌唱は、独特で異彩を放っています。
映像は、アイドルらしからぬ終始モノクロ。
その間にメンバーのソロショットが次々に映し出されていきます。
メンバーを見ると、擦り傷をおい、怪我をしているよう。
更に、刺青や露出を強調しています。
これもアイドルらしさを感じさせない異質な印象を抱きます。
和を感じさせる
メロディーが加わり楽曲が進行していくと、一気に和の雰囲気に。
これが映像や衣装、楽曲タイトルとリンク。
三味線のサウンドとテクノ、ロック調のサウンドが賑やかにしていきます。
シンガロングできそうな特徴的なフレーズの繰り返し。
さらに高速で歌い上げられる歌詞が心地良いです。
「NO BOTTOM!」でもキラーチューンである楽曲のカバー。
古坂大魔王も満を持して制作したという圧倒的な楽曲のクオリティ。
フレーズの多用による中毒性の高さ、サウンドのセンスに感動を覚えます。
同時に映像では、はだけた衣装や持っている小道具としての刀。
表情だけでなく、指先に至るまで丁寧に映し出されています。
これもまた美しく、日本風の世界観を巧みに表現。