21歳の女子が憧れる恋の相手なので、自分より大人っぽいのでしょう。

彼に合わせるために、普段と違うメイクをしていることに不自然さを感じています。

よく思われようと背伸びしながら努力していることを、客観的に自覚している段階ですね。

のろけともとれるラブラブなフレーズ

次第に、恋に恋しているような部分も見られるようになります。

客観的だった自分から、恋に夢中になっている様子を表したフレーズがこちらです。

いつも強気な君 私の腕で眠る時
大きな幸せ感じるのI need you

人って何かを守る時に
強くなれる気がする
恋のはじまり

出典: 恋のはじまり/作詞:家入レオ 作曲:家入レオ

「腕で眠る」ということは、すでに一目ぼれの彼といい感じの雰囲気になっていることがわかります。

大きな幸せを与えてくれる欠かせない存在になり、恋が実った段階です。

無意識にのろけ話を周囲にしてしまうのが、恋のはじまりの熱い時期でもあります。

このように、「あるある」と思わず共感してしまう点も、この曲の魅力になっています。

想いがあふれる「恋のはじまり」の超カワイイ歌詞

好きで好きでしかたない想いがあふれるサビ

恋のはじまりの甘い気持ちを代弁しているフレーズが、「好きで好きでしかたなくて」の箇所。

全体で3回繰り返され印象に残ります。

それぞれの歌姫がささやく甘い言葉に魅了される、超カワイイ「サビ」の部分です。

好きで好きでしかたなくて
君にギュっとして欲しくて
たまにわがまま言うけど

出典: 恋のはじまり/作詞:家入レオ 作曲:家入レオ

好きで好きでしかたないという言葉は、自分の状態を表すフレーズです。

恋のはじまりのドキドキを、好きな相手ではなく、つい友達に言ってしまう時の言葉ですね。

さらに、抱きしめてと直接は伝えられず、わがままを言って試してしまう可愛い歌詞です。

想いがあふれて出てくる言葉がメインというところが、この曲の魅力になっています。

会えない切なさが恋を燃え上がらせる

恋のはじまりというと、まだ、二人のペースがあっていないこともあります。

仕事や勉強が忙しいと、デートの約束もなかなかできないこともあるでしょう。

歌詞でも、そんな会えない時間の切なさを歌っています。

好きで好きでしかたなくて
だけどちょっと切なくて
二人会えない時間は
恋を素敵に育てる魔法
いつも心は君を呼んでいる

出典: 恋のはじまり/作詞:家入レオ 作曲:家入レオ

この歌詞では、ただ切ないだけでなく、会えない時間すら恋を育むといえるポジティブな内容です。

そして、ちょっと切ない時間があることで恋心が募り、会えた時の幸せが増すこともあります。

心で君を呼ぶという詩的な表現は、家入レオらしくて素敵です。

素直になれないもどかしさもカワイイ

恋のはじまりは、相手の言動で一喜一憂してしまいがちです。

精神的に振り回されることも、たくさんの人が経験しているのではないでしょうか。

相手への遠慮もまだあり、長い時間過ごしたくても言い出せない状況も歌詞に表されています。