これが噂の「初恋バタフライ」のMVです。

見て頂くとわかりますが、構成のしっかりしたMVなのです。

フルで見ると、最初に流れる映像はまるでドラマ

思わず見入ってしまう人もいるのではないでしょうか。

この「永遠プレッシャー」が発売され、HKT48MVが鑑賞可能に。

CDデビューまでの間見ることが出来なかったMV。

HKT48のファンだった方は嬉しかったことでしょうね。

キーワードは「モンシロチョウ」

このMVは片思いのドキドキ感を良く表現しています。

姉の友人が自宅に訪れ、共同で使っている部屋を使いたいと言われた弟。

大人しく他の部屋で勉強をしていると、姉の友人の1人が声をかけてきます。

その姉の友人に心奪われる弟。

勉強しているかと思っていたノートには、モンシロチョウのパラパラ漫画が。

そのノートを見て「すごいね」と彼女は褒めてくれました。

そして、そのモンシロチョウが動き出します。

モンシロチョウは、少年を表現しているのでしょう。

少年は学校に潜入できないので、モンシロチョウになって彼女に会いに行った...

そう予測せざる負えません。

MVのダンスが可愛すぎる!

この「初恋バタフライ」のMVで見せるダンスも魅力的です。

蝶の羽や飛んでいる姿を表現しているダンスは、ザ・アイドル

それでいて、初恋感にはオリジナリティーも溢れているのです。

定番と意外性が交互に来る甘酸っぱい恋模様。

初恋ってこんな感じだったかもしれない、そう思わせてくれる曲なんです。

曲調は明るいのに、サビはキュンとしてしまうようなメロディーライン。

HKT48らしい元気いっぱいの姿もとてもMVを盛り上げています。

「初恋バタフライ」の歌詞を紐解く!

わかりやすい片思いの歌詞に注目

少しだけ開(あ)いてた窓から
紛れ込んだモンシロチョウ
授業中 教室の壁を
自由にひらひら飛んでる

あんな風に君のそばに行きたい
それが僕と気づかれないように…

出典: 初恋バタフライ/作詞:秋元康 作曲:杉山勝彦

最初のMVからわかる様に、少年の淡い恋を描きます。

少年は、自宅に遊びに来た姉の友人に恋をします。

その少年が描いた、モンシロチョウの気持ちを歌っているのです。

つまり、モンシロチョウは少年。

紛れ込んだのは少年。

普段はることが出来ない教室に入ってみます。

好きな人に会いに...

初恋はバタフライの歌詞がキャッチー

初恋はバタフライ
つかまえないで
君は僕のflower
切ないねバタフライ
ここにいるのに
僕は (僕は) 何も言えない

出典: 初恋バタフライ/作詞:秋元康 作曲:杉山勝彦

とにかくキャッチーなメロディーラインが秀逸。

一度聞いたら忘れることが出来ないサビ、繰り返すフレーズ。

少年の気持ちを代弁した歌詞が切なく響きます。

彼はモンシロチョウになって、彼女に会いに来ました。

しかし自分が居ることにすら、気が付いてもらえないのです。

本当は「自分はここにいるのだ」と、主張したいに違いありません。

片思いの辛い心情を上手に綴っています。

少年の深い愛情が伝わる

美しい真剣な表情で
君は前を向いている
ポニーテール そこに止まったら
甘いシャンプーの香りかな

心と身体(からだ)まるで幽体離脱
僕はここから君を見てる

出典: 初恋バタフライ/作詞:秋元康 作曲:杉山勝彦

この部分では、チョウになった少年が好きな人の顔を見ているのでしょう。

AKBグループの楽曲の定番ワード「ポニーテール」が登場。

爽やかでアイドルらしいこの響きは、ピュアな気持ちにさせてくれます。

甘いシャンプーの香りという所にも、女性に対する憧れ感が出ていますね。

ほのかに香る好きな人の香りには、いつの時代もドキドキしてしまうもの。

片思いをしていると、気になるのが相手の素敵な香り。

ましてや年上の女性になら、余計に感じてしまうかもしれません。

邪魔しているけど...のフレーズが切ない

初恋はバタフライ
邪魔してるけど
僕を外に出さないで
もう少しバタフライ
そばにいさせて
君が (君が) 大好きなんだ

出典: 初恋バタフライ/作詞:秋元康 作曲:杉山勝彦