初恋の微妙なニュアンスを上手に描いている部分。
モンシロチョウになった少年が、好きな人に近づいていく...
しかし「邪魔してる」のでしょう。
わかっているけど、そばに居たいのです。
きっと少年は好きな人の周りを飛んでいるのでしょう。
ヒラヒラと羽を羽ばたかせるモンシロチョウを、邪魔だと思っているのかもしれません。
しかし少年はそばにいさせて欲しいと願っている。
そんな切実な歌詞ですね。
思わず胸キュンする歌詞
ほら 机の上
今 羽根を合わせ
息を飲んで 止まってたら
君がWinkした
出典: 初恋バタフライ/作詞:秋元康 作曲:杉山勝彦
もしもこの片思いをしているのが筆者だったらと思うと、胸キュン。
机の上に羽を合わせて止まり、じーっと見ているのかもしれません。
すると好きな人がモンシロチョウに向かってウィンク。
自分だと知らない彼女だけれど、ドギマギしてしまう様子が描かれています。
叶いそうもない恋
初恋はバタフライ
つかまえないで
君は僕のflower
切ないねバタフライ
ここにいるのに
愛は (愛は) 遠い
出典: 初恋バタフライ/作詞:秋元康 作曲:杉山勝彦
どうやら歌詞を見ると、少年の恋は叶いそうもありません。
好きな人に会いに来て、距離的にはそばにいるはずなのに。
心は遠いのです。
切なくて寂しい、そんな気持ちが短いこのフレーズに詰め込まれています。
秋元康さんはこの手の歌詞を書くことが本当に上手ですね。
女性目線でないですが、少年の初恋の様子がリアルに伝わります。
最後の歌詞で全てが伝わる
初恋はバタフライ
邪魔してるけど
僕を外に出さないで
もう少しバタフライ
そばにいさせて
君が (君が) 大好きなんだ
出典: 初恋バタフライ/作詞:秋元康 作曲:杉山勝彦
この歌詞の最後のフレーズ。
この「君が大好きなんだ」で、すべてがわかります。
少年は本当に彼女が大好きなのです。
きっとそれだけ。
そばにいたいと思っても、叶わないかもしれない。
邪魔になってしまっているかもしれない。
それでも少年は、彼女がやっぱり好きなのでしょう。
この最後の部分はありそうでない、わかりやすい歌詞が魅力。
遠回りをしない純粋な歌詞は、アイドルの王道を進んでいる感じですね。
初恋バタフライは切なく可愛い初恋の歌
いかがでしたでしょうか?
HKT48の「初恋バタフライ」について歌詞などをまとめてきました。
彼女たちの歌はアイドルらしい爽やかさと、元気さに溢れています。
この曲も全体的にピュア。
だからこそ胸キュンしてしまうのです。
誰にでもある淡い初恋の曲を聞いてみて下さいね。
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