8位「Silly」
許されない恋を歌った大人な曲
難しいことが多すぎる愛 今日も変わらず降り続いている雨が
吐息の隙間で名前を呼ばれ 逢えない日の孤独 掻き消されるんだ
出典: Silly/作詞:家入レオ 作曲:西尾芳彦
一筋縄ではいかない…!そんな恋を感じさせるような歌詞から始まる「Silly」。
こちらも2014年にTBSで放送されたドラマ「Nのために」とタイアップしました。
家入レオ10代最後に発表された曲。
しかし、歌詞は「本当に10代⁉︎」と思わせるような既に大人な内容になっています。
叶わない恋をしている人の心にズシッと響く曲です。
MVにはどんな意味が隠されている?
たくさんの電球。サビになると傘を差す彼女。
そんな彼女の後ろで踊る男女二人。
メッセージ性が強いMVですが、どういったことを私たちに伝えようとしているのでしょうか。
この曲のタイトルは「Silly」、日本語で「愚かさ」を意味しています。
許されない恋や叶わない恋に陥る時、私たちは愚かな人間になってしまうもの。
MVで踊り狂う男女はそんな恋をしている愚かな人間を表現しているのかもしれません。
7位「この世界で」
2019年、第一弾に発表
第7位にランクインしたのは、2019年に入り一番最初に発表された「この世界で」です。
こちらの楽曲は、映画「コードギアス 復活のルルーシュ」の主題歌に抜擢されました。
映画とタイアップするのはこれが初。映画の主題歌らしい壮大な曲となっています。
歌詞を少しご紹介します。
愛のほつれも 隠した傷も
あなたがいる それだけで
悪くはないと言える 受け入れてみる
出典: この世界で/作詞:尾崎雄貴 作曲:尾崎雄貴
前述したように、この曲が収録されているアルバムのインタビューで、大人になることへの抵抗感がなくなったと彼女は語っていました。
その彼女の心情がこの歌詞に表れているのではないでしょうか。
彼女は感受性が強いばかりに、幼少期は傷つきやすい少女だったのかもしれません。
しかし、「この世界を受け入れていこう」という強さを持てるようになった彼女に頼もしさを感じる一曲です。
大人な表情を見せてくれるMVもチェック
この曲のMVでは、彼女の大人な表情を見ることができます。
デビュー当時からクールで妖艶な雰囲気を持っていた彼女ですが、20代半ばに入り更に美しく成長しました。
髪を掻き上げる仕草と、世界を見据えたような視線に思わずドキっとしてしまうこと間違いなしです。