AK-69の基本的なこと
ヒップホップミュージシャン&実業家
日本人ラッパーとして日本はもとより、海外にも多くのファンがいるAK-69。
日本のヒップホップシーンの頂点までのぼりつめたと言っても過言ではありません。
ミュージシャン、シンガーソングライター、ヒップホップMCというアーティストでありながら、2004年からファッションブランド「BAGARCH」のプロデュースも行なっているという実業家の一面もあります。
1978年生まれというので来年には40歳になるアラフォー世代。
愛知県小牧市出身ということもあり、中日ドラゴンズとの関係が深く、2012年4月にはナゴヤドームで始球式も努めました。
最新アルバム『DAWN』
1年半ぶりのオリジナルアルバム
前作『THE THRONE』から約1年半ぶりにリリースされたオリジナルアルバムが『DAWN』です。日本語で「夜明け」を意味するこの言葉には、これまでアンダーグラウンドでかの活動を夜とし、Def Jam という看板を背負ってオーバーグラウンドに出るという意味が込められているそうです。
Def Jam Recordingsと契約し、移籍後第1弾となるアルバムなので、タイトルに深い意味が込められています。
アルバム収録曲一覧
- Dawn
- Flying Lady feat.CITY-ACE,HIDE春
- Forever Young feat.UVERworld
- Streets feat.2WIN (T-PABLOW & YZERR)
- Flying B ~DAWN ver.~
- Hangover
- Rainy days feat.清木場俊介
- With You ~10年、20年経っても~
- Baby
- 上ヲ向イテ
- もう1ミリ feat.般若
- We Don’t Stop feat.Fat Joe
- KINGPIN
初回限定版はDVD付きで、ミュージックビデオや豊洲PITで行われたライブ映像が収録されています。
時間軸の意味合いも
歌詞の意味や曲の世界的にドラマのようにつながっていくよう意識したという曲順になっています。
「Dawn」が夜明け前、2曲目「Flying Lady」で夜明けとなり、3曲目の「Forever young」から1日がはじまります。10曲目の「上ヲ向イテ」が夕方、最後の「KINGPIN」で1週すると夜明けになるという時間軸をなぞるような曲順は、なるほどと感心させられました。
人気の曲
With You〜10年、20年経っても〜
ヒップホップが苦手という人ででAK-69を敬遠していた人も、この曲からなら入りやすいです。
馴染みのあるメロディラインのラブソングで、長く付き合った彼女に上手に愛を伝えられない不器用な男の正直な気持ちが胸を打ちます。
何度も出てくる「10年、20年経っても変わらない愛おしい思いは増してくばかりだよ」。サビで繰り返されるのですぐ覚えてしまいます。
カラオケでもよく歌われるそうですよ!
2016年7月にシングルとしても発売され、オリコンで22位に入っています!
Forever Young feat.UVERworld
2016年11月にはUVERworldのライブにAK-69が飛び入り参加し、この曲を披露しファンを喜ばせました。ライブ終わりのSNS上では「まさかのAK-69出て来て最高」、「神ってた」、「Forever Youngは上がりすぎた」などと盛り上がりました。
AK-69はヒップホップ。UVERworldといえば、オルタナティヴやミクスチャーを交えたロックバンド・サウンドが有名です。ジャンルは異なるとはいえ、軸は同じような気がします。
美しいピアノのイントロから歌がはじまると、AK-69の特徴的なリズム感が前面に押し出されサビへと向かう感じが楽しい1曲です!