夢や目標を叶えるために旅立っても、うまくいかないこともありますよね。
WANIMAにも、熊本から上京してしばらくうまくいかない時期があったからこそ、「どんな言葉並べても不安定」という、言い訳しても逃れられない自分との戦いを表すような歌詞が出たのでしょう。
それでも直向きな努力が「未来花咲く」と歌っています。
「諦めんかったらここまでやれてるんで」というようなことを以前インタビューでWANIMAが言っていましたが、この歌詞も、努力して、ここまでのバンドへ成長できているWANIMAが歌ってくれるからこそ、聞いていて頑張ろうと思えますよね。
思い出す故郷に切なくなっても努力が報われる日がやってくる
振り返る海や星空
繰り返す日々は泡沫
おかえりただいま
懐かしくなって
あの味忘れず覚えている
雨上がりの空の下で
哀しみが綺麗に乾くまで
出典: CHARM/作詞:KENTA 作曲:WANIMA
WANIMAの曲では旅立ちや離れた故郷のことが多く歌われていますが、故郷を思い出すと、嬉しくなる気持ちばかりではなく、切なくなったり、帰りたくて辛くなることもありますよね。
だからと言って故郷のことは忘れて今の場所で頑張ろうということではなく、覚えているからこそ故郷のためにも頑張ろうと歌っているのがこの曲の歌詞だと思います。
故郷が熊本であることを考えると「雨上がりの空の下で哀しみが綺麗に乾くまで」という歌詞は震災からの復興というメッセージも込められているのかもしれません。
WANIMAらしい元気が出る曲「CHARM」
「CHARM」は歌詞を見ればわかりますが、前向きながらも、前向きな言葉ばかりで歌うのではなく、不安な気持ちにも寄り添ってくれる応援ソングです。
「ともに」でも大丈夫や頑張れという言葉を使わずに努力する人の暗闇を照らすような曲を作り、多くの人に勇気を与えたWANIMA。
前向きな言葉ばかりじゃないからこそ、多くの人が共感でき、心に刺さる曲になるのでしょう。
次のシングルはどんな曲になるのか楽しみですね。
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