サンボマスターの「可能性」とは?

「可能性」は2015年5月13日に発売された通算8枚目のアルバム、『サンボマスターとキミ』に収録された楽曲です。

2015年5月1日に公開された映画、『ビリギャル』の主題歌として書き下ろされたこの曲は、アルバムのリード曲として、先行配信されたことでも話題になりました。

映画『ビリギャル』とのコラボMVがすごい!

坪田信貴著のノンフィクション作品『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』を原作とした、映画『ビリギャル』の主題歌となった「可能性」のMVには、映画の名シーンを切り取った「可能性~映画『ビリギャル』バージョン~」のMVがあるんです。

YouTubeには前後編で公開されていたので、下記に掲載しておきますので、映画の感動的なセリフとともにご覧下さい。

受験生で今大変な思いをしているという人にも是非見ていただきたいMVです。

サンボマスター「可能性」の歌詞解釈

ここからはサンボマスターの「可能性」の歌詞の意味を解釈していきます。

聴くと自分の可能性を信じてみたくなるような、勇気の出る歌詞です。

受験生の方は受験勉強の息抜きや、試験の前などに、自分のを奮い立たせてモチベーションを上げるために聴いてみてはいかがでしょうか。

新しく始めるのに遅すぎることなんてない!弱気にならない!

僕らは輝けるときを待っていて
思いもかけなかった
チャンスをつかもうとしてる

新しく始めるよ僕は
こころには明かりをともす
弱い自分 それは昔ばなし
そんな そんな 自分を探してるの

出典: https://twitter.com/ringo_monky/status/597354120287113216

受験や、就職活動など、自分の人生に大きく関わってくるような選択が迫ると、自信をなくして自分なんてとマイナス思考に陥ってしまうこともありますよね。

また、特に受験においては、今から勉強を頑張り始めてももう遅いかもと弱気になることや、一生懸命頑張ってきたのに受験前になって自信をなくすこともあると思います。

しかし、この曲では、そんな弱い自分のことは「昔ばなし」の様に遠い昔のこととして忘れてしまって新しい自分を始めるということを歌っています。

新しく始めることに遅すぎることなんてないのです。

やっと待ち望んだチャンスをつかもうとしてるのだから、やるしかないだろうと言っているのですね。

だからこそ、心を強く持って、輝ける時を掴み取ろうということですね。

「ダメじゃない」って本当は誰かに言って欲しい

ダメじゃないよ僕たち 終わらせんな可能性
誰かに笑われたってかまわないんだよ
もっと もっと 強く思ってやる

つかまえて明日を 今がそうそのとき
誰かに決めつけられてもかまわないんだよ
もっと もっと 夢を見続ける

あぁ 希望とは はかないものさ
だからこそ捨てちゃダメなのさ

出典: https://twitter.com/Aixxxkiss/status/595358121796599808

受験生同士で会話していると、ダメ元だからなどと保険を打つ人も多いでしょう。

しかし、そんなことを言っている人も本当は誰かに「ダメじゃないよ」と言って欲しいのではないでしょうか。

受験生同士や、先生という立場からはなかなか言えない一言かもしれませんが、この曲ではそれを力一杯歌っています。

勝手に「ダメ」と言って可能性を終わらせているのは自分です。

誰かに笑われることなんか恐れず自分が未来を掴み取ると決意しなければ、掴める夢も掴めないのです。

誰かに決められた道に進もうとしている人、それに従って、本当に後悔しませんか?

高校生の頃、私も最後の受験だから頑張ろうと思っていました。

しかし、人生の中ではほんの序盤に過ぎないのです。

希望を捨てるには、夢を諦めるにはまだまだ早い、そんなことを歌っている歌詞です。

本当の自分は色をつけて欲しいと願っている

さびしくたたずむ僕の影が 色をつけてと語ってきます
明日の色模様を変える そんな そんな自分を探してるの

出典: https://twitter.com/ikigaihayanncha/status/821152475113668609