「孤独よ・・・」

切なさに麗しのヴィーナスは「孤独よ」と僕に囁き
濡らした花弁の桃源郷 夢はパラレル

出典: http://j-lyric.net/artist/a04ab16/l02143d.html

うるわしのヴィーナスである美しいキミ(彼女)は、あまりのせつなさに「孤独よ・・」とぼくの耳元でささやいた

息を漏らすキミの、はなびらのようなクチビル。

抱き合うぼくたちは、そのときだけは理想郷にいるようである。

現実世界とはまじりあうことのない世界。

(でも、そこでもお互いに信じあっていない。孤独である)

浮世の中で踊る君

Uu~Baby 浮世の中で踊る君だから どうして偽りさえ憎めない
心に空っ風が吹き抜けた 悲しみの恋模様 Hey!!

出典: http://j-lyric.net/artist/a04ab16/l02143d.html

「浮世(うきよ)」-はかなく、つらいこの世の中を踊らせられるように生きる君だから、ぼくにウソをついていても憎むことはできない

ああ、(キミと抱き合ったにもかかわらず)ぼくの心に空っ風が、吹き抜けて行く。悲しい。

泣くも笑うも気分次第

(サビ)
遮二無二シャブッタ現世ノ愛ニ 求メル理想ハナンダイ?
間違イ無イッテ手ニシタワリニ ガラクタガ多イ
灰色ニ染マッタ空見上ゲテ ドンナ希望ヲ描クンダイ?
時ヲ彷徨ッテ泣クモ笑ウモ 其レハ気分次第

出典: (サビ) 遮二無二シャブッタ現世ノ愛ニ 求メル理想ハナンダイ? 間違イ無イッテ手ニシタワリニ ガラクタガ多イ 灰色ニ染マッタ空見上ゲテ ドンナ希望ヲ描クンダイ? 時ヲ彷徨ッテ泣クモ笑ウモ 其レハ気分次第

今まで真実の愛だと信じて、いろいろな人と愛し合ってきた。

その恋に求めることができる理想はなんだろう。

毎回毎回、そのときに手にした恋は、間違いなく理想の愛、真実の愛と思ってきたけれど、実際のところはガラクタばかりが多かった。

この世に希望をいだくことは、灰色に染まった空を見上げて胸の中に希望を描くのと同じようなものだ。希望を持てるはずがない。

このはかない世の中で与えられた時(とき)をさまよっているけれど、自分の気分次第で、泣くこともできるし、笑うこともできるのさ

最後に

「浮世踊リビト」つまり「浮世で踊る人」というタイトルのイメージからしてちょっとシュール。

でも、この世をリアルに冷めた目で見つめた作品です。

もちろんストーリーにあっているためでしょうが、歌を無常観や哲学が貫いていて、深みがあるためでもあるでしょうか

前述したように音楽映画『8UPPERS FEATURE MUSIC FILM 』(『プロローグ・オブ・パッチ』)の導入に使われています。

理屈はさておき、ともかくCDやDVDで「浮世踊リビト」にぜひ触れてください。とても洒脱でかっこいい作品です。

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