GACKT様が舞う!カッコイイそのダンスとは
エレクトロニックなダンスナンバー!
『GHOST』は、GACKTが2009年に発売した楽曲です。
エレクトロニックなダンスナンバーな点が特徴になっています。
また、当楽曲は『ターミネーター:サラ・コナー クロニクルズ<ファースト・シーズン>』のイメージソングでもあります。
ターミネーターといえば、映画が大変に大ヒットしましたよね。
ターミネーター2作目のその後を描いたドラマになっているのだそう。
内容もとても興味深いものです。
そんな作品のイメージソングにタイアップされるとは、さすがGACKT!
CMも放映され、そのナレーションはGACKTが自ら担当したのだとか。
ロボットダンスを踊るGACKTに注目!
『GHOST』のMVを見てみましょう!
曲名にも合っていますが、MVではカラフルな色彩は使われていません。
GACKTが登場してからの場面では、天井の青っぽい明かりとバックの赤いライトが映えます。
あとの色彩というのは派手なものはなく、シンプルになっているのです。
まさに、ターミネーターの世界観にピッタリでしょう。
またこちらは、GACKT本人がMV内で踊っているのがポイント。
しかも、それがロボットダンスなんですからなお必見です!
ダンサーの方たちとの息も合っていますし、GACKTのカッコよさは正に無敵かもしれません。
GACKT自身もターミネーターに扮したようないで立ち。
成りきっているのがとっても素敵です。
ダンス内で千手観音のような振り付けがありますが、そこも見事でした!
曲自体も大変に筆者も好きなダンスチューンになっています。
発売当時としては、GACKTの楽曲の中では珍しいものだったでしょう。
新たな境地を開拓したということですね。
バラードやロックチューンももちろん良いですが、こうした楽曲も良いものです。
歌詞を紐解いていこう!
GHOSTの願いは届かない
「今すぐ…壊して…」
そう呟くのは
今更遅すぎる神への冒涜
Get lost!!
残酷な出来事が退屈を癒す
野蛮なとろける愛撫に悶えろ
出典: GHOST/作詞:Gackt.C 作曲:Gackt.C
身体は機械仕掛けで心がある。
そんな『GHOST』の物語です。
機械仕掛けのロボットのままでいるのは、本当は嫌なのでしょう…。
自身の心が『壊して』と呟きます。
しかし、そんな呟きは生を与えてくれた神を冒涜することになるのでしょうか。
だから、心の呟きに対して「失せろ!」ともう1人の自分が心で叫ぶのです。
何かしらの酷い出来事が世界のどこかで起きているのかもしれません。
そのことに立ち向かうことが、自分を退屈から救ってくれるのでしょう。
GHOSTとして酷い出来事に対峙すること自体が、“とろける愛撫”になります。
自分は心を持ったロボットのまま、それに悶え続けなければなりません。
「壊して」という願いも届くことなく、GHOSTの日々は続くのです。
GHOSTの心の葛藤?
目を見開いたまま溺れたいなら
Get lost out of my head
You've got to find the help of GOD
出典: GHOST/作詞:Gackt.C 作曲:Gackt.C
『目を見開いたまま~』というのは、自分の置かれた現実を直視したいのなら、と言いたいのでしょうか。
そして、「私の頭の中から出ていけ!」とも言っています。
なぜなら、GHOSTは神様の助けを見つけなければならないから。
本当は自由が欲しい。
けれど機械仕掛けの身体のままではそれは叶わないのです。
自由を求め、機械仕掛けの自身の身体から出ていけということなのでしょう。
それは、まるで“心”を応援してくれているよう。
叫んでいるもう1人の自分は、悪ではなく背中を押してくれているのかもしれません。
筆者は、実は「失せろ!」と言ったのは悪い自身の心なのかと思っていました。
しかし、“神様の助けを~”と言ってくれているのですから、あながち悪でもなく感じます。
『GHOST』の弱い部分と強い部分が葛藤している様が窺えるのです。
注目のサビとは?
自由に癒されたくて?
Until we're allowed to be free...
突き刺さるプラグに悶え
もっと手を伸ばして激しく僕を癒しておくれ
出典: GHOST/作詞:Gackt.C 作曲:Gackt.C