河合奈保子【エスカレーション】歌詞を独自考察!彼は気付かない?女の子からのアプローチが初々しい…の画像

恋した女の子は淋しがり
優しく瞳の奥読みとって
口づけていいのよ あなた

恋して 初めて知った淋しさを
潮風 肌に灼きつけてゆくの
ひとりじゃもういられない……

出典: エスカレーション/作詞:売野雅勇 作曲:筒美京平

1番と2番のサビが繰り返されるのですが、ここで強調されるのは主人公の淋しさ。

初めのうちは、大胆な水着などで挑発するような内容でしたが…。

実は、相手に翻弄されている、好きになってしまったのは主人公の方でした。

エスカレートしたのは、主人公の相手に対する思いだったのですね。

結局このあと相手がどういう行動をとったのか、イマジネーションに頼るしかありません。

主人公の望みが叶うことを祈りつつ、歌詞の解釈を終わります。

河合奈保子さんが歌ったことに意味があった

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歌詞の解釈をしてきましたが「エスカレーション」の内容をまとめるとこんな感じでしょうか?

  • 内気な女の子が勇気を振り絞って大胆な行動に出たけど彼氏がその気になってくれなくて淋しい

こういう歌詞を河合奈保子さんが歌ったことに、とても意味があると考えています。

河合奈保子さんは当時大人気アイドル

清純派のイメージで、男性を翻弄させるようなセクシーな感じはありませんでした。

曲も「スマイル・フォー・ミー」、「けんかをやめて」など、どちらかというと優等生的な雰囲気。

もちろんグラビアでビキニの水着姿は見せていますが、それでも「健康的」といわれるくらいでした。

そんな河合奈保子さんが、相手を挑発するような台詞を連発する歌詞。

しかし、上にも書いたようにその裏に奥ゆかしさがあるところが「らしい」ともいえます。

河合奈保子さんの歌唱力もあって、何度でも聴いてしまう魅力がありますね。

そして、もし良かったら昔の映像を探してみていただきたいのです。

「エスカレーション」を歌う河合奈保子さん、本当に可愛いですよ!

1983年のヒット曲をチェック

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OTOKAKEでは「エスカレーション」が発売された1983年のヒット曲についても紹介しています。

※オリコンの年間チャート(1982年12月から1983年11月までに発売された曲)をもとにしています。

今回はその中から2曲の記事をピックアップしました。

さざんかの宿

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大川栄策さんの歌う「さざんかの宿」は、この年最大のヒット曲。

また、大川栄策さんの最大のヒット曲でもあります。

大川栄策、最大のヒット、「さざんかの宿」。歌詞の意味を探るとともにヒットした理由にも迫ります。切なくも悲しい歌詞にはどんな秘密が?時代背景も交えて徹底検証!

氷雨

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「氷雨」は当時佳山明生さん、日野美歌さん、箱崎晋一郎さんが同時期にレコードを発売。

※佳山明生さんのレコードは「再々々発売」です。

そのうち佳山明生さんと日野美歌さんの歌ったレコードがオリコンの年間チャート50位以内に入りました。

佳山明生さんの【氷雨】。多くのアーティストによってカバーもされる、女のひとり酒が描かれた昭和の名曲です。なぜ彼女は呑まずにいられないのでしょう。その歌詞の意味を解説していきます。

佳山さんと、日野さんでは歌詞がわずかに違うのですが、OTOKAKEでは佳山さんの歌詞解釈をしています。

こちらの記事もあわせてお読みいただければ幸いです。

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