歌手としての新垣結衣
ガッキーの愛称で親しまれている女優の新垣結衣さん。
可愛らしいルックスと等身大の演技が老若男女問わず人気です。
女優というイメージが強いガッキーですが、実は2007年から歌手としても活動していました。
透明感のある歌声
もともと可愛い声の持ち主であるガッキーですが、歌声もかなりキュートです。
ささやくような天使の歌声には多くのファンが魅了されました。
ガッキーの透明感を存分に発揮するものばかりで、聴いているととても癒されます。
デビュー曲は映画『恋空』の劇中歌にもなった楽曲「heavenly days」です。
当時は、Mステなどの人気音楽番組にも出演していました。
SPEEDにあこがれていて、歌手を目指していた過去もあるそうです。
歌手デビューのきっかけは映画だったかもしれませんが、ガッキーは昔からの夢がひとつ叶いましたね。
楽曲「赤い糸」
2枚目のシングル
今回ご紹介させていただくガッキーの楽曲「赤い糸」は2008年10月にリリースされました。
2008年といえば、今では大人気のドラマ『コードブルー』の1st seasonが放送されていた頃です。
ガッキーも主要メンバーとして出演していたので、当時は女優としても歌手としても大忙しだったことでしょう。
「赤い糸」は男性目線の切ないラブソングです。
男性目線の歌詞にガッキーの繊細な声が重なって、楽曲の切なさがより深まっているように感じました。
バラードなので曲調はゆったりしていますが、サビでは女性に対する想いや心の叫びが伝わってきます。
しかしガッキーは何故、同性である女性目線ではなく、男性目線の楽曲を歌っているのでしょうか?
それにはちゃんと理由があるのです。
「赤い糸」はカバー曲
コブクロが歌う「赤い糸」
「赤い糸」は、コブクロが2008年10月にリリースしたシングル「時の足音」のカップリング曲です。
この楽曲はコブクロがメジャーデビューする前からあるもので、ファン待望のCD化でした。
ガッキーの繊細な歌声とは雰囲気がガラッと変わりますが、コブクロバージョンも素敵なハーモニーを奏でています。
どちらも違った魅力があって、二倍楽しめますね。
そして、この楽曲には歌詞のストーリーがそのまま描かれたPVが制作されています。
そのヒロイン役にはなんとガッキーが出演しているのです!!
PVでは、男性が想いを寄せている女性の役として出演しています。
なので、「赤い糸」の歌詞に綴られている男性の気持ちは全く知らない設定なのです。
演じるのは女性の気持ち、歌うのは男性の気持ち……なんだかややこしいですね(笑)
歌詞全体が一つのストーリーになっているので、終盤に訪れる二人の結末がとても気になります。
いよいよ歌詞の内容について解説していきたいと思います。
「赤い糸」の歌詞を解説
ピュアな恋心
2人ここで初めて会ったのが
二月前の今日だね
キスの仕方さえ
まだ知らなかった
僕の最初のsweet girl friend
出典: 赤い糸/作詞:小渕健太郎 作曲:小渕健太郎