日清食品「カップヌードル "NO BORDER"」CMソング

カップヌードルのCMソングと言えば?

Mr.Childrenの「僕らの音」と言えば、カップヌードルのCMソングで聴いたことがある方も多いのではないでしょうか?

また、彼らはこの楽曲だけでなく、他の楽曲もこのCMソングに起用されています。

ちなみに筆者が印象的だったのは、こちらの楽曲です。

この楽曲は「and I love you」という楽曲です。

2005年にリリースされた「四次元 Four Dimensions」という27枚目のシングルに収録された楽曲で、カップヌードルのCMソングと言われたら、こちらの楽曲を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。

【僕らの音/Mr.Children】世界が変わった後に見えるものは…?!歌詞の意味&アルバム情報もの画像

この楽曲もとても深いテーマ性で書かれており、印象深く筆者の好きな楽曲の1つであるのですが、今回は「僕らの音」を深く掘り下げて紹介していきます。

それでは、まず歌詞の意味から迫っていきましょう。

「僕らの音」の歌詞の意味に迫る!

人生はまだ始まったばかり

bye-bye bye-bye bye-bye
風の音が鳥の声が 別れの歌に聞こえる
会いたい 会えない 会いたい
そんな日には どんなふうにして
二人の距離を縮める? 不安が心を占める

出典: 僕らの音/作詞:桜井和寿 作曲:桜井和寿

まずは、導入部分です。

「bye」というフレーズを繰り返し、別れの言葉を続けていきます

孤独を感じてしまう日々の中で、耳に入ってくる音が全て寂しさや切なさを孕んだ音に聴こえてきてしまっていることが分かります。

しかし、孤独は簡単に拭うことはできません。

そんな時にはどうしたらいいのか。

それを自問自答するような歌詞からスタートしていきます。

君は九月の朝に吹き荒れた通り雨 叩きつけられて
虹を見たんだ そこで世界は変わった
そうだ リズムやハーモニーがふっとずれてしまっても
ゆっくり音を奏でよう
まだ まだ まだ イントロも終わってない

出典: 僕らの音/作詞:桜井和寿 作曲:桜井和寿

そんな寂しさを感じる日々の中で、ふいに訪れる心を癒してくれる瞬間。

それを雨上がりのに例えています。

その一瞬を見逃すことなく、心に刻み付けることで人は前に進んでいけます。

人生は悪いことばかりや、別ればかりではありません。

すれ違う日々や孤独を感じてしまう日々があっても、少しずつポジティブな瞬間を掴み取っていくことで前向きに変わっていくことができます

寂しいから、切ないからと、もう終わりだとネガティブな側面ばかりを受け取ることは良いことではないでしょう。

人生はまだ始まったばかりだと考え、長い人生の中でこれからの未来に想いを馳せていくことが大切だと伝えてくれているのではないでしょうか。

胸が苦しくなる

I like... I love... I love... 落ち葉 噴水 自転車 犬
耳をすませば聞こえる すべてが愛を歌ってる

出典: 僕らの音/作詞:桜井和寿 作曲:桜井和寿

そうやって前向きに物事や風景を捉えることで、その全てに愛があることに気付くことができます。

こうして世界が変わったことで、別れの歌に聴こえていたものが愛の歌に聴こえるようになっています。

名作と呼ばれる作品を観たり 聞いたり 読みあさったりして
大人を気取って 少し無理して暮らした
だけど 君の事となると途端に分からなくなる
恋するだけの阿呆になる ただ ただ ただ 胸が苦しくなる

出典: 僕らの音/作詞:桜井和寿 作曲:桜井和寿

世の中の色んなことを知ることで、周りの人たちに追い付こうとして頑張っている姿が思い浮かびます。

しかし、本人にとってはそれは無理をしているようですが、それでも大人として毅然と振舞おうと努力しています。

とはいえ、世の中のことを勉強して分かっても、君のことだけは分からないと嘆いています。

恋をすることで「好き」という気持ちに囚われ、周りも見えなくなって毅然と振舞うこともできずに、ただただ胸が苦しくなっています