ゲスの極み乙女。ってどんなバンド?

2012年にヴォーカルの川谷絵音を中心に結成された”ゲスの極み乙女”。
彼らの楽曲を聴くと、個性的なメロディーと高い演奏能力、そして独特の世界観にいつの間にか引き込まれてしまう。

そんな"ゲス"なメロディーを奏でるメンバーを簡単にご紹介。

川谷絵音(かわたにえのん)/Vo,Gt,作詞,作曲

ゲスのヴォーカル、ギター、作詞作曲まで手がける、ゲスの心臓的存在。 indigo la Endメンバーでもあり、主に2つのバンドを並行して活動している。 曲作りに関しては天才と言われており、作詞、作曲のスピードが常軌を逸していることでも話題になった。 特にメロディー関しては、大きなこだわりを持っている。

休日課長(きゅうじつかちょう)/Ba

ダンディなお髭と丸いメガネで目を引く休日課長。元indigo la Endメンバーでもある。 ヴォーカルの川谷とは高校時代の同じ軽音部での2年先輩であった。 ゲスの極み乙女。としての活動を始めた際は会社員と並行して活動していたが、 2014年4月をもって会社を辞め、現在はバンド活動一本で活動している。

これだけは押さえておきたいゲスの極み乙女の厳選曲の画像

ちゃんMARI(ちゃんまり)/Key

ゲスの極み乙女。の他にインディーズバンド、Crimsonのキーボーディストとしても活躍しているちゃんMARI。 ゲスの曲作りには、彼女の持つ”絶対音感”が欠かせない。 川谷がコード進行を弾くと、彼女がホワイトボードにコードを記入する。 そんな彼らの曲作りの様子は一見の価値ありだ。

ほな・いこか/Dr

インディーズバンド、マイクロコズムのドラマーでもある彼女は、ルックスが可愛いと話題になることもしばしば。 ゲスの個性的で特徴的なメロディーを、身長165センチの長身から繰り出される力強いパーカス、そして圧倒的なリズム感で支えている。

これだけは押さえておきたいゲスの極み乙女の厳選曲の画像

ゲスの歌詞には"ロマンスがありあまる"!?

ワーナー・ブラザース映画『ストレイヤーズ・クロニクル』の主題歌に抜擢されていたこの曲は、彼らの知名度を大きく上げることになった一曲でもあります。

そんな彼らの曲の魅力の一つに、"個性的な歌詞"が挙げられると思います。
ちなみにその歌詞がこちら。

僕にはありあまる
ロマンスがありあまる
少し贅沢をし過ぎたみたいだ
僕にはありあまる
ロマンスがありあまるから
途方に暮れてんだ

出典: ロマンスがありあまる/作詞:川谷絵音 作曲:川谷絵音

前述しましたが、ゲスの楽曲の作詞作曲はヴォーカルの川谷が担当しています。

"荒み切った"や"甲斐甲斐しく"など、ところどころに光る"川谷節"とも呼ぶことのできる歌詞が印象的です。

彼が書く歌詞には、人の感情が揺れ動いたところをありのままに映し出せる表現力があります。
ドロドロした部分や人に言えない感情は誰にでもあるもので、歌詞に思わず共感してしまう人も多いのではないでしょうか。

自分のゲスな一面が垣間見える瞬間なのかもしれませんね。

”オトナチック”なメロディに酔いしれる!!

両A面 4th Single オトナチック/無垢な季節から"オトナチック"をピックアップ。 この楽曲は、docomoの音楽配信サービス、dヒッツのCMソングとして起用されたことからも話題になりましたね。 CMは、俳優の窪田正孝さんが先輩社員スズキに扮し、ロボット?でしゃべらない後輩社員サトウのやり取りが、温かさの中にどこか切なさを感じさせる作品になっています。 そんな作品の雰囲気を引き立てているのが”オトナチック”です。 特有のテンポとメロディが、聴く人の"焦燥感"とも言える不思議な感覚を掻き立てながらも心地良さも感じさせてくれます。 そしてメッセージ性の強い歌詞がこちら。