清水翔太【Princess】歌詞を解釈！本当の気持ちとは？離れて行った君に想っていて欲しいこととは？

別れた後、背中を向けて去っていく君をずっと見ていた僕が想像できます。

「本当は」とあるように、僕は君を引き留めたかったのにそれができなかったことを後悔している様子。

僕はさっきまで君と出逢ったことを悔やんだり、恋はいつか終わると強がっていました。

しかしこの場面では、自分の本当の気持ちに向き合い始めていることが分かります。

tiredは「疲れた」という意味。

僕も君との関係に少なからず不満があったことが分かります。

本当の気持ちに向き合いながら、強がりではない自分の気持ちが見えてきたのでしょう。

引き留めたかったのも本心ですが、疲れてしまっていたというのも本当の気持ち。

「好きだった」「嫌いだった」とシンプルにカテゴライズできないのが恋愛感情というものです。

若すぎたというのは、つまり大人になりきれなかったということです。

「疲れた」ということからも、互いに意見を譲らずよく喧嘩になっていたことが想像できます。

さらに若いうちは、自分の気持ちを相手に伝わる言葉で表現するのがまだ難しいです。

好きだからこそ、嫌な部分を直してほしくて強い言葉を言ってしまっただけかもしれない。

ひょっとしたら君は僕のこと本当は好きなのに、気を引きたくて別れ話をしたのかもしれない。

別れた後は、傷つきたくなくてつい君の「本当の気持ち」を都合よく解釈してしまいます。

しかし、別れてしまった以上、それは確かめようがないものなのです。

君とは別れたんだと頭では分かっていながら、つい君のことを考えてしまう。

そしてまた「考えるのはやめだ。」と自分に言い聞かせ、気持ちに蓋をする。

失恋直後は、そんな時間がとても長く感じられるのです。

紫苑の花が枯れていないことから、まだ君を忘れらない気持ちがハッキリ残っていることが分かります。

「もしも」といっているように、僕はもう君に会えないことを理解していることが分かります。

それでも、やはりあとたった一度だけでも君に会いたいというのが素直な僕の気持ちです。

今までの歌詞で、君との関係を思い返して後悔している場面がありました。

君に謝りたい、あわよくばやり直したいという気持ちがあるのかもしれません。