まずはこのアルバムタイトル「ここはロドスだ、ここで跳べ!」が気になるかと思います。
『イソップ寓話』の話を元にした成句であり、ヘーゲル『法の哲学』やカール・マルクス『資本論』で引用された
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/ここがロドスだ、ここで跳べ!
こういった由来のあるフレーズなんですね。
タイトルの長さで話題を呼んだシングル曲「鈴懸の木の道で「君の微笑みを夢に見る」と言ってしまったら僕たちの関係はどう変わってしまうのか、僕なりに何日か考えた上でのやや気恥ずかしい結論のようなもの」などを収録。
また、AKB48のシングル曲のセンターを務めたOGメンバーがMVに参加した「希望的リフレイン」も収録されています。
乃木坂46の生駒里奈が参加しているAKB48のオリジナルアルバムはこのアルバム1枚のみです。
また大人AKB48として参加した塚本まり子が参加した「教えてMommy」が収録されているのもこのアルバム。
曲やグループとしての企画を楽しむ事のできるアルバムといえます。
5位 「次の足跡」
AKB総選挙の曲が2曲入っているオリジナルアルバムはこのアルバムだけです。
1曲は大島優子が1位に返り咲いたシングル「ギンガムチェック」。
そしてもう1曲は、指原莉乃が初めて1位に輝いた「恋するフォーチュンクッキー」です。
とくにこの曲はYouTubeでも1億回以上再生されています。
またこの楽曲は様々な企業や自治体とコラボし話題になりました。
アルバム曲ではAKB48のドキュメンタリーのテーマソングとなっていた「After rain」などが入っています。
有名なタイアップがついている楽曲が多いアルバムなんですね。
「初見でも聞いたことのある曲」と「聴き馴染みの無い曲」。
両方のバランスが1番取れているアルバムなのではないでしょうか。
知名度はピカイチ!「恋するフォーチュンクッキー」
4位 「ここにいたこと」
AKB48の代表曲といっても過言ではない「ヘビーローテーション」が収録されているのがこのアルバムです。
またAKB48初のミリオンセラーとなった「Beginner」も収録されています。
「チームB推し」という曲は公演アルバム「シアターの女神」に収録されてる楽曲。
いわゆる「メンバーの自己紹介ソング」です。
「シアターの女神」公演は国内でもSKE48チームKⅡやHKT48チームKⅣ、Hが行っています。
上演チームによって、それぞれ「チームKⅡ推し」「チームKⅣ推し」「チームH推し」などと曲名が変わるのが特徴。
自己紹介ソングであるため歌詞も歌唱メンバーによって変わります。
「チームB推し」の基本歌詞をこのアルバムで押さえておくと、この曲の応用が楽しめるでしょう。
自己紹介ソングって?
「チームB推し」を劇場で聴いているかのような体験ができる動画が公式チャンネルで公開されています。
自己紹介ソングは会場が一体となって楽しめる雰囲気がいいですね。
3位 「0と1の間」
ベストアルバムという形で販売され、全部で4タイプあります。
収録曲はシングルがメインなので、カップリング曲や有名なアルバム曲が収録されていません。
また、他のアルバムを聴いていれば音源が重複してしまうので必要の無いものにも思われがちです。
ただ、このアルバムはAKB48の2016年の総精算のアルバム。
このアルバムにしか収録されていないシングル曲もあるのです。
AKB48のシングル発売の周期として年の一番初めに出すタイミングが3月前後。卒業シーズンです。
「Green Flash」もそんな卒業シーズンに出された曲の中の1曲。
この曲でセンターを務めたのが小嶋陽菜と柏木由紀。
柏木は3期生としてAKB48に入り長いキャリアを積んできましたが、この曲が初のセンターポジションでした。
ちなみに彼女がシングル表題曲でセンターを務めたのは後にも先にもこの曲のみ。
強い知名度を持つ彼女が唯一センターを務めた曲を、このアルバムでぜひ聴いてください。