2番Aメロ
未だ見ぬ未知の道で
言葉が言霊になる日まで
意思を保ち続け
ひたむきに日々の質を向上
ありのまま間違えないように
出典: Warp/作詞:GEN 作曲:GEN
最初の2行はユニークな歌詞になっていますね。
「未知」と「道」、「言葉」と「言霊」の箇所です。
意図的に同じような言葉の意味、同じような言葉の響きを添えているんですね!!
現実には間違えてしまうような出来事が多いから、気を引き締めて生きていこう、というメッセージが心にグッときます。
2番Bメロ~2番サビ
2番Bメロと2番サビは1番と同じ歌詞ですので、掲載は割愛します。
Cメロ
誰か 人が書いた物語の中じゃ死ねない
出典: Warp/作詞:GEN 作曲:GEN
自分の人生は自分で切り開いて、終わらせるときまでひたすら物語を紡いでいくのが、人間の生きる意味だと思います。
独立独歩の決意の表れとして、「他人が敷いたレールには乗らない」とよく言われますが、この言葉も固い意志を持つ言葉ですね。
3番サビ
Cry Cry Baby 泣きたい
あり得ない展開 どうなってんだ
言葉にならない 蜃気楼でひとり彷徨って
出典: Warp/作詞:GEN 作曲:GEN
今までサビの歌詞は同じでしたが、ここにきて変化が見られます。
「Cry Cry Baby」というと、筆者は「ビートルズ」の『Cry Baby Cry』を思い出します。
通称『White Album』に収録されています。
余談ですがこの作品は「ビートルズ」円熟期の作品で、さまざまなジャンル、ヴァリエーションの曲が収録されています。
これを20代で創ったというのは、まさに天才の集まりとしか言いようがないです!!
演奏時間は短いですが、2枚組なので大容量です。
皆さん、ぜひこちらも聴いてみて下さいね!!
最後のサビ
暗い 暗い 精神 照らしたい
次の段階へすぐに案内
広がる波紋は響く世界へ 自由自在 fly
出典: Warp/作詞:GEN 作曲:GEN
直前のサビから転調し、最後のサビが始まります。
直前の「Cry」を受けて、こちらは「暗い」になっていますね。
言葉のチョイスにユーモアを感じます。
彼らの楽曲は、ニヒリスティックな感じを受けるものも少なくありませんが、その感じをユーモアで上手く調整しており、決して辛辣過ぎない、バランスの取れた歌詞になっています。
これが彼らの歌詞の特徴だと筆者は思います。
「次の段階」とは、はたしてどういう段階なんでしょうか?
また「広がる波紋」とありますから、主人公の言動がそのような波紋を巻き起こしたと考えられますね!!
その「波紋」は残念ながらここでは明らかにされていません...。
コレを見た方にオススメなバンド!!
MONGOL800
『小さな恋のうた』が大ヒットしましたね!!
メンバーの年齢は30代後半ですから、おそらく「04 Limited Sazabys」は彼らの曲に影響を受けているでしょう!!
シンプルな歌詞と聴きやすいメロディーが特徴的です!!