修二と彰「青春アミーゴ」

青春アミーゴ(修二と彰)はドラマ野ブタ。をプロデュースの主題歌?!歌詞の意味を徹底解釈!PVあり♪の画像

2005年11月2日にリリースされたシングル

ドラマのキャラクターがそのままコンビを組んで歌を歌うという異色の期間限定ユニット。当時ドラマ人気が高かったこともあり、日本国内で160万枚以上を売り上げる大ヒットした楽曲です。

しかも、作家チームがスウェーデンだったこともあり、スウェーデンをはじめ台湾などでもリリースされていたようです。

2005年のオリコン週間ランキングは1位はもちろんのこと、月間でも11月・12月と2か月連続1位、2005年の終わりに発売されたにもかかわらず年間1位を獲得したんです。

さらには第20回日本ゴールドディスク大賞では、ソング・オブ・ザ・イヤーを受賞し、世の中がどれだけ「修二と彰」にフィーバーしていたか読み取れるのではないでしょうか。

もちろんご存知だとは思いますが、修役を演じたKAT-TUNの亀梨和也彰役を演じた当時NEWSだった山下智久が歌っていました。実際、この2人の名前で出したシングルはこれが最初で最後。

最近では、再びこのフィーバーを起こそうと「亀と山P」というユニットでも楽曲をリリースしてしましたね!

このシングルには、2人のユニット曲のほか、それぞれが作詞&ソロで歌っているカップリング曲も収録しています。

山下智久のソロ曲「カラフル」は、テレビドラマ「ドラゴン桜」の挿入歌として起用され、亀梨和也のソロ曲「絆」も、テレビドラマ「ごくせん 第2シーズン」の挿入歌となりました。

3曲ともがドラマの主題歌&挿入歌という珍しい組み合わせですね。

亀梨和也のKAT-TUNとしてのデビュー前にリリース

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この「青春アミーゴ」は亀梨和也がKAT-TUNとしてCDデビューする前のシングルです。

KAT-TUNとしてのデビューは2006年なので、こちらの方が1年早くリリースされています。

亀梨和也はKAT-TUNのデビューより先に「修二と彰」としてデビューを果たしたのです。

デビュー前からKAT-TUNの人気を牽引していた亀梨和也。

そして、NEWSの人気メンバーだった山下智久のユニットとあって、注目度も高かったようです。

その期待通り「青春アミーゴ」はオリコンランキング1位に輝き、大ヒットしました。

音楽界に一大旋風を巻き起こした「青春アミーゴ」の歌詞をここで解説していきます。

ドラマ「野ブタ。をプロデュース」の主題歌

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文藝賞受賞&芥川賞候補をテレビドラマ化!

「青春アミーゴ」は「野ブタ。をプロデュース」の主題歌としてお茶の間に届けられました。

2005年の10月から放送され、亀梨和也と山下智久のダブル主演が話題を呼びました。そして、その2人の間に挟まれるヒロインとして選ばれたのが、堀北真希。この作品に出てから注目を浴び始め、現在では確固たる女優の地位を築いていました。

この3人の組み合わせがとっても面白かったんです。

物語はクラスの人気者というか何でもこなせるような男が、「野ブタ。」と呼ばれるほどいじめられている生徒を人気者へとプロデュースしていくという物語

芥川賞候補の作品ですが、TVドラマ用に少し手を加えてあるんですよね。

たとえば、彰という役は原作にはなくどら案のオリジナルキャラクターなんです。あれだけしっくり来ていたのに、驚きですよね!

このドラマは、視聴者からの人気だけでなく、第47回ドラマアカデミー賞で最優秀賞作品など、トータル6部門を獲得するほど、業界内でも一目置かれた作品だったんですよ!

野ブタ。をプロデュース DVD-BOX
Posted with Amakuri at 2018.2.8
白岩玄, 木皿泉
バップ

ドラマは原作を改変して放送

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映像化する際に原作を改変して、原作ファンも目新しい作品にするというのは良く見られます。

ですがその物語に適したものにしなければ、ファンからは反感を持たれてしまうことが多いです。

しかし「野ブタ。をプロデュース」では物語に刺激を加えるのに、とてもいい効果をもたらしました。

本来原作に登場しないキャラを登場させて、ここまで大成功した作品はなかなか類を見ないですね。

アウトローな生き方を描く「青春アミーゴ」


忍び寄る危険

鳴り響いた携帯電話嫌な予感か胸をよぎる
冷静になれよミ・アミーゴ

情けないぜ助けてくれ例の奴等に追われてるんだ
もうダメかもしれないミ・アミーゴ

2人を裂くように電話が切れた

出典: 青春アミーゴ/作詞:ZOPP 作曲:SHUSUI

「SI」というのもスペイン語で「はい」という意味があります。ここでは「そうさ」と訳した方が雰囲気が出るかもしれませんね。

サビの部分で分かるのは、この2人が田舎で育ち、その田舎の悪ガキとして名前を馳せていたこと。

そして、2人で大きな街に出て、でっかいことをやろうと意気込んでやってきたということです。

2人のうち、1人が死んでしまうこんな残酷な現状が待っているとも知らず、未来に希望を抱いていた頃を思い出しているのでしょう。

なぜ、あの時町を出て行ってしまったのかという後悔もあるかもしれません。

しかし、思い出すのは皮肉にも綺麗な空で・・・、ただただ割り切れない想いが沸き上がるのを感じてしまいます。