1986年「六本木純情派」
最初に歌われたのは1986年
「六本木純情派」この曲は、1986年10月に、荻野目洋子さんの10枚目のシングルとしてリリースされました。
すでに「ダンシングヒーロー」をヒットさせていた荻野目洋子さんですが、この曲「六本木純情派」で初のオリコンチャート3位を果たし、その人気を不動のものにしていきました。
彼女はこの曲で、日本有線大賞や日本レコード大賞等、数々の賞を受賞しています。
この時代、12月31日の日本レコード大賞の会場からNHK紅白歌合戦の会場にかけつかる。それがステータスの時代でした。ご存知の方々は懐かしいですよね(笑)
1980年代って、どんな時代?!
「六本木純情派」がリリースされた1986年は、いわゆるバブル時代と言われ、株価や土地の価格が高騰し、非常に景気が良い、と思われていた時代でした。
そのバブル景気の中、ボディコン、ワンレグ、ゴールドのアクセサリー、おニャン子クラブが流行り、OLブーム、日本初の女性党首・社会党の土井たか子委員長の誕生。。。
女性達が脚光を浴びた時代とも言えるでしょう。
この頃の六本木は、今とはだいぶ雰囲気が違い、派手な衣装に身を包み、夜な夜なディスコに繰り出す若者で溢れていた時代でした。
六本木の喫茶店アマンドで待ち合わせして、当時大人気のディスコ、マハラジャへ。。。それが王道でしたね。。。アマンドのウェイトレスさんの制服が、超ミニスカートでかわいい!と言われてました。
有名なディスコに入店するには、入口で入店チェックなるものがあって、ダサい服装だと入店をお断りされてしまう、なんてこともありました。
そうそう、平野ノラさんが今、バブリーネタでバブル時代を思い出させてくれてますから、バブル時代を知らない皆さんは、ノラさんを思い浮かべて頂くと、バブル時代が想像しやすいかもしれません(笑)
「六本木純情派」その歌詞は。。。
「六本木純情派」の作詞は売野雅勇氏、作詞は吉実明宏氏、編曲は新川博氏です。
売野氏は、中森明菜さんの「少女A」やチェッカーズの曲等、多くを手掛け、荻野目洋子さんの曲も数多く作詞しています。
「湾岸太陽族」や「さよならの果実たち」「スターダスト・ドリーム」も売野雅勇氏の作詞です。
歌詞の意味を解析♪
六本木でナンパされた彼女が、背伸びして、初対面の男の車に乗って高速(きっと首都高)をドライブ。だけど、いざ迫られたら怖くなって、パーキングエリアで車を飛び出して逃げ出しちゃった。。。
六本木の街にたむろするナンパ目的の男たち。無視しても、無視しても、気を惹こうと優しさを装って傘を差しかけてくる。
優しくしないで
振り向いたら泣き出しそうなの
出典: http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=35544
すごく怖かったから、今、優しくされたら泣き出しそう。だけど、泣き顔は見られたくないから振り向けない。
Who are you
迷子たちの六本木
胸のすき間涙でうめてる
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行き場所のない子たちが背伸びして六本木に来てみたけれど、知らない人ばかりで心許せる人はいない
Who are you
遊び馴れた六本木
純情ゆらすのよBoogie Woogie
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遊び馴れたふりして六本木に来てるけど、まだまだ染まりきれない、そんな純情な女の子
下世話な歌詞だけど純情
どうでしょう?「六本木純情派」歌詞を紐解いてみました。あくまでも個人的見解です!
ただ、時代背景から考えても、ネットで情報が溢れている今の時代より、この時代の女の子は純情だったんだなあ。。。と感じてもらえるかしら?
今の時代を生きる女の子たち、ごめんなさい(笑)