嵐さんの最新シングル「つなぐ」とは?

五つ星な嵐さん

嵐さんのシングルCD一覧

さんのシングル一覧はこちらにまとまっていますので、全貌をご覧になりたい方は、

こちらをどうぞ。

一位は嵐さんの指定席

「つなぐ」の数字的詳細

「つなぐ」は、52枚目のシングルです。さんとしては4年ぶりの映画主題歌となりました。

映画「忍びの国」大野智さん主演映画です。

カップリングは、以下の通りです。

セールスとしては、初週38.9万枚、41作連続オリコン1位を取り、まさにオリコン1位はの指定席と言う言葉も世間では流れていました。現在の売り上げは約45万枚です。

YouTubeやDLが当たり前の中、頑張っていますよね。

通常版

1.Reach for the sky 〜天までとどけ~

作詞:RUCCA、作曲:Simon Janlov・Funk Uchino、編曲:藤間仁

   嵐出演 JAL「先得キャンペーン 2017」CMソングとして起用されました

2.抱きしめたい

作詞:IROCO-STAR、作曲:Simon Janlov・Mr.Mustard、編曲:前口渉
3.Under the radar

作詞:市川喜康、作曲:Kevin Charge・Erik Lidbom、編曲:Kevin Charge
初回限定版 カップリング

お気に召すまま

作詞:WINESS、作曲:Justin Reinstein,Saw Arrow、編曲:Justin Reinstein

出典: https://www.amazon.co.jp/%E3%81%A4%E3%81%AA%E3%81%90-%E9%80%9A%E5%B8%B8%E7%9B%A4-%E5%B5%90/dp/B0719H16Z2/ref=pd_lpo_sbs_15_t_2?_encoding=UTF8&psc=1&refRID=Z33KBAQ3471W97Z181RK

三味線とギターのコラボ

「つなぐ」を音楽的に分解してみた

イントロから、和のテイストとダイナミックな世界観にやられます!三味線とギターのコラボがこんなにマッチするんですね。和太鼓などの音も重なり深さを増しており、嵐さんの音楽の幅をさらに広げた曲と言えます。

「つなぐ」に関しては、AメロBメロ部分に関し、ニロ抜き音階(主音ラの音から二音目シと六音目ファを抜いた音で構成される音階)で作られていて、古典的なイメージをふくらますことに適しており、聴いて「和」のイメージがしやすいのは そのせいなんですね。

筆者が好きな部分は、

「one day」と言う歌詞3回を 1回ずつ 歌うメンバーが増えていく構成の部分です。

最初は 櫻井さんだけ、二つ目のone dayは、櫻井さんと相葉さん、三つめは櫻井さん、相葉さん、二宮さんという順で 重厚感を増させ、大野さんと松本さんの二人の声を待つところが 秀逸です。

 

「忍びの国」の映画主題歌

映画「忍びの国」の素晴らしさを共有

映画「忍びの国」は、7/1から公開され、二か月経った今も、上映が続いている大ヒット映画となりました。2017.9.12現在で190万人の動員突破、約24億の興行収入、応援上映も47都道府県全域で達成という偉業を成し遂げています。

和田竜さんの歴史小説「忍びの国」の映画化でしたが、脚本・演出を手掛けた中村義洋監督の手腕もさすがな映画。

主役に大野智さんを抜擢した理由の中で、面白いお話がありました。

「史実に基づいたこの小説をいつか映画化したい」と漠然と思っていた中、読んだときには主役に当てはまる俳優が思いつかなかった、ところが、映画怪物くんで 大野さんとご一緒したときに、「無門は大野智さんに似合っているのでは」とインスピレーションが働きオファーをしたところ、見事にはまったと。

伊賀一の忍び「無門」のはまり役「大野智」さんが誕生した瞬間ですね。

 

映画「忍びの国」を見て

筆者も映画を見てきました。

織田信長が唯一攻め残した伊賀の国。

その伊賀の国を構成している者は「下人」と呼ばれる金の亡者である忍びの面々。無門もその一人でした。お金のためなら人を殺すことも厭わない、そんなどうしようもない混沌の時代に生きた彼ら。

けれどもその中で、自分が守るべきもの、愛するもの、自分の生きる道、生き方を見つけていく、登場人物ごとのドラマに心を打たれるとともに、

主人公無門がどういう思いで育ち、生き抜いて、守るべきものを見つけ、お金よりも大切なものに気づき、あるべき人間の姿になった瞬間に、一番大切なものを無くす切なさに涙する人が多かったのではないでしょうか。

 

無門とねずみの後ろ姿・・・

映画のラストでかかる「忍びの国」の役割

無門は、最後に一番大切なものを無くします。

ただ、その形見ではないですが、無くしたものが一番大切にした想いを受け止め、その気持ちを持ち続けるかのように 一緒に生きていこうとする子供とのシーンで、「つなぐ」が流れます。

まるで手を「つなぐ」かのように。

嵐さんの「つなぐ」は、この感極まった劇場での観客の心をさらに後押しするかの如く、素晴らしい歌声とともに流れていきます。

映画の中では、この歴史の時代から 現代の映像に切り替わる場面があります。

中村監督が、忍者を過去のものとして扱うのではなく、現代人にも通じる心を描いた部分に この映画の意味があり、時代を「つなぐ」というコンセプトも活きているのだと思います。

 歌詞とリンクするコンセプトを切り抜いておきますね。

>誰だって そう 探してるEveryday

彷徨い歩いて 幸せの場所まで Why?

何か起きるサイン 矛盾も超えて 引き寄せたこの運命・・・