2人にとっての愛の形

あったかい夏の始まりそうなこの木の下で結ぼう
手を引くあたしに笑ってついてきてくれる それが2人の形

出典: 二人の形/作詞:aiko 作曲:aiko

この楽曲の最後の歌詞となっている、上記の2行。

今まで出てきた歌詞が再度登場している形となっています。

夏がもうすぐやってきそうな気配の中。

2人はお互いの愛を確かめ合っています。

彼の手を引っ張る主人公。

彼の1歩前を歩いていくような彼女の姿がここから読み取ることができます。

2人にとって、それが1番自分たちらしくいられる関係性なのでしょう。

今まで幾つも恋愛を経てきた彼女は、ようやく自分らしくいられる相手を見つけられたのかもしません。

彼にとって自分が唯一の存在だとは思わない。

けれど、主人公にとっては彼が唯一の存在であり、それで十分であるという恋愛観。

「二人の形」で描かれていたのは、そんな愛の形でした。

まとめ

今回は、aikoのメジャー2ndアルバム『桜の木の下』に収録された「二人の形」を解説してきました。

その歌詞には、aikoが思う恋愛に対しての考え方が反映されていました。

十人十色の愛の形を様々な雰囲気を持つ楽曲に落とし込むaiko

恋愛に悩んでいる人に寄り添い、元気を貰える楽曲となっています。

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2005年8月3日にリリースされたaikoの18枚目のシングルです。フジテレビ系のドラマである「がんばっていきまっしょい」の主題歌として起用されました。彼を待ち続ける彼女の健気な姿を歌った楽曲の意味に迫っていきます。

テレビから流れる「健やかにに育ったあなたの〜」という曲、なんとなく耳に残っている人は多いのではないでしょうか。この楽曲、aikoの「瞳」という曲で花王ハミング1/3のCMソングとして起用されました。7枚目のアルバム「彼女」に収録され、シングル化されていなくても愛されているこの楽曲の歌詞を考察してみます。

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