実は女性も主人公のことが気になっている!?
言葉遣いも笑い声も全てに振り回されて今日も
ネクタイしめたハートが暴れ出すよ
出典: FAKE ME FAKE ME OUT/作詞:藤原聡(Official髭男dism) 作曲:藤原聡(Official髭男dism)
主人公が好みそうな言葉遣いや、主人公のハートを射抜くような笑い方をする女性。
ということは、この女性も主人公のことが何となく気になっているのかもしれませんね。
だから、思わせぶりな言動を徹底して、さりげなくアピールしてきているのだと思います。
案の定、主人公は女性に恋心を抱くほど夢中になりました。
女性の前ではあからさまに浮かれた態度を見せないように注意している主人公。
しかし、女性があまりにも魅力的なので、浮かれた態度を抑えることが難しくなってきています。
イリュージョンな女性と、コンフュージョンな主人公
君はイリュージョン 僕はコンフュージョン
自分の意思も信じられないよ
君はイリュージョン 僕はコンフュージョン
虚ろな目さまようのはいいんじゃない?
(※くりかえし)
出典: FAKE ME FAKE ME OUT/作詞:藤原聡(Official髭男dism) 作曲:藤原聡(Official髭男dism)
イリュージョン(=幻影)のような女性。
そして、その女性の態度を見てコンフュージョン(=混乱)な状態になる主人公。
女性の本音が全く見えないので、主人公は何を信じればよいのか分からなくなっているのでしょう。
女性の顔を覗き込んでも、虚ろな目をしていつもはぐらかされてしまうのだと思います。
2番~ラストの歌詞
主人公がモヤモヤしているのはなぜ?
冴えない心境 君のせいと 10:0で君が悪いと
言い切れたら苦労なんてしないよ
出典: FAKE ME FAKE ME OUT/作詞:藤原聡(Official髭男dism) 作曲:藤原聡(Official髭男dism)
女性の心が相変わらず読めない主人公。
自分にとってマイナスな情報は知りたくないと思いつつも、女性の本性が気になって仕方ないのでしょう。
なので、モヤモヤとした気持ち(=冴えない心境)を抱えているようです。
「こんなにモヤモヤしてしまうのは、全部この女性のせいだ」といえたら、きっと心も楽になるのだと思います。
しかし、女性の本音と向き合おうとしない主人公にも原因があるのでしょう。
女性と向き合おうとしない限り、主人公のモヤモヤした気持ちは消えないようです。
モヤモヤした気持ちから抜け出せないけど…
抜け出せないと言って結構酔いしれてる僕はまだヘイト
それでもいいと君の元へ向かうよ
出典: FAKE ME FAKE ME OUT/作詞:藤原聡(Official髭男dism) 作曲:藤原聡(Official髭男dism)
モヤモヤした気持ちから抜け出すことができない主人公。
お酒の酔いもまわって、女性に対して疑心暗鬼になる気持ちもどんどん大きくなります。
しかし、それでも女性のことが気になって仕方ないのでしょう。
女性ともっと親密な関係になりたくて、さらなるアプローチを重ねます。
八方美人だとバレているのにそれでも主人公から言い寄られているこの女性。
きっとかなり美人で、魅力的な人なのでしょうね。
少しだけ警戒心が解けてきた…?
歪んだテンション 止まらないクエスチョン
着崩した理性抱えきれないよ
溢れるフィクション 言葉のフュージョン
疑惑の目閉じたままかかってこい
出典: FAKE ME FAKE ME OUT/作詞:藤原聡(Official髭男dism) 作曲:藤原聡(Official髭男dism)
女性と親しくなればなるほど、主人公は妙なテンションになって浮かれていきます。
しかし、その一方で「女性の本音はどれなのだろう?」といった疑心暗鬼な気持ちも消えないままです。
「着崩した理性」というのは、"少しだけ女性に気を許している状態"を意味しているのでしょう。
まだ女性に対する警戒心を完全に解くことはできないようです。
でも、以前よりも親しくなってきたから、少しだけ安心しているのだと思います。
女性の本音は見えないままですし、いまだに女性の八方美人なところは変わりません。
それでも、この女性と付き合いたいという気持ちは消えていないようですね。