Da-iCE【FAKE ME FAKE ME OUT】歌詞の意味を解説！綺麗な嘘に酔いたい理由とは？

「形のない愛情は要らない」というのは、この女性が主人公に言い放った言葉なのでしょう。

形として残る愛情しか求めていない女性。

つまり、お金、プレゼント、楽しいデートなど、目で分かるような愛情表現をしてくれないと嫌なのでしょう。

普通こんなことを女性から言われたら嫌悪感を示す男性も多いのではないでしょうか。

しかし、この女性に酔いしれている主人公は、それでもいいからこの女性のそばにいたいと願っています。

きっと、主人公の疲れ切った心を癒せる存在はこの女性だけなのでしょう。

だから、主人公はここまで必死なのだと推測できます。

結局、女性の本心は分からないままです。

それでも女性の偽りの言動に、主人公は癒しを感じています。

自分にとって都合の良いことだけを囁いてくれる女性。

でも、いつの日かそれが女性の本心(=真実)に変わればいいなぁと願っているようですね。

噓で塗り固められた恋だと分かった上で、愛し合う2人。

それもひとつの恋の形なのでしょうね。

偽りの恋を描いた大人なラブソング「FAKE ME FAKE ME OUT」。

まるでひとつのドラマを見ているような気分にさせてくれる歌詞でしたね！

今回紹介したDa-iCEの曲は非常に大人びていましたが、実は爽やかなテイストのラブソングも多数歌っています。

夏の恋を描いた「君色」。

幸せなカップルの様子を描いたラブバラード「雲を抜けた青空」。

どちらの楽曲も「FAKE ME FAKE ME OUT」とは全く違ったテイストの曲になっているので、ぜひ聴いてみてください。