三浦大知って?
世間に大きな衝撃を与えた少年
1987年8月24日の沖縄生まれ。
1997年に沖縄アクターズスクールの選抜メンバー7名で結成された「Folder(フォルダー)」のメインボーカルのDaichiとしてデビューします。この時なんとまだ9歳。すでに歌とダンスのうまさは光っていました。
テレビで歌って踊っている三浦少年を見て、9歳のパフォーマンスとは思えず衝撃を受けましたね。その驚きは私だけではありません。
休止期間を経て新たな「三浦大知」へ
声変わりの時期を迎える頃の2000年から1年間Folderでの活動をお休みし、ダンスを強化すべくニューヨークへ。
2005年には「三浦大知」として活動を再開し、ソロデビュー曲「Keep It Goin’ On」をリリース。
この曲を初めて聞いた時、覚えのある声に再び衝撃を受けました。
あの時の少年がこんなに大人の声に成長したのか、と。幼き頃のFolderから成長を感じる1曲です。
2008年以降、自身の曲の振り付けも手掛けるようになり、2012年の日本武道館公演では前売り券が販売開始後10分で即完売。
パフォーマーとして魅力を増し続ける三浦さんの人気は止まりません。
「Turn Off The Light」と収録アルバム
今回ご紹介する「Turn Off The Light」は11番目のシングル。
2011年11月30日リリースのアルバム「D.M.」に収録されています。
このアルバムのタイトルには自身の名前"Daichi Miura"と、"Dance & Music"、そして"Direct Message"という意味が込められています。
ラテンジャズやロック、ファンクといった今までになかったジャンルを取り込んで作り上げたアルバムとなっています。
「Turn Off The Light」の歌詞
それでは「Turn Off The Light」が一体どんな歌詞なのか、早速ご紹介してまいります。
ふと気付くと溢れる僕らを覆うこの闇
前も後ろももう わからず不安になる
出口を求めて必死にもがくけど
なかなか抜け出せず 見えなくなってく
頭では太刀打ち出来ない長い夜も
体には立ち向かえるよう覚えさせてる
たとえ目を閉じてもここに光があるなら見えるよ
何をしたいかは
出典: Turn Off The Light/作詞:lecca・Daichi Miura 作曲:lecca
不安で足が動かなくなると、一体自分がどこにいるのか、現在地がわからなくなります。
しかし、路頭に迷ったときは、何に沿って進めば良いのかと頭で考えるよりも、心に従って動くように体に覚え込ませていると書かれています。
これはきっと自分を信じることで道が開けるということでしょう。
目を閉じて光を思い浮かべることが出来るのなら、進むべき道はあるも同然です。
何をしたいか自分でしっかりわかっていると、暗闇の中で何も見えなくても怖がる必要はないのです。
暗くても 前が見えなくても
きっと照らせるはずだから 今 ここから
見えなくなるほどに証明落として
それでも光ってたいなら 体ゆらして
照らされても 照らされなくても
ここには 自分から輝くものたちが
出典: Turn Off The Light/作詞:lecca・Daichi Miura 作曲:lecca
周りに光がなければ、自らが光を放って周りを照らせばいい。
見えない恐怖に打ち勝つ力強い精神力を感じます。