ハンブレッダーズの「軌跡」
ネバーエンディング思春期、ハンブレッダーズです!
出典: http://humbreaders.com/
…というキャッチコピーの通り、思春期の空気感に満ちた楽曲で好評を博します。
弱者に寄り添い、勇気を与えてくれる歌詞は彼ら特有のライティングです。
リードギター吉野さんがサポートギターに降格しながらも、2020年にメジャーデビュー。
怒涛の勢いで邁進していく注目のグループです。
エモロックなMV
そんなさなか発表された銀河高速に、ファンからは注目が集まっています。
まず、会社員として生きていくことを決めた吉野さんに対しての、卒業アルバムという見方ができます。
また、いままでの苦節の記録と夢へ突き進んでいくエネルギーをはらんだ、インディーズにおける集大成としての側面。
過去に思いを馳せながらも、未来へと向かう前進力に満ち溢れたナンバーです。
過去と未来と
トイカメラ風に加工された映像やチェキ風の写真が目を奪いますね。
そして、地デジに対応する前のカメラで撮ったような、平成初期のバンドのようなライブ映像。
しかし、これらの過去の映像に比べて、どこかへ向かう車の映像や、街頭に照らされるメンバーの顔はどうでしょうか。
明瞭ではっきりした映像が印象的です。
いままでの過去とこれからの未来がないまぜになったMVは、ハンブレッダーズの今を色濃く描いています。
ワンマンツアー
2019年2月 初のワンマンツアー一般発売に東名阪福が即日完売する。半端ないって。
出典: http://humbreaders.com/
それがこのCagayake!BOYZ。
4つの都市で行われたワンマンツアーそのどれもがすぐに完売しました。
これは、インディーズのバンドにおける最高到達地点ともいえる快挙です。
この、売れたといっても過言ではない功績を残したこのツアー。
そんなツアーの渦中で、メンバーたちはどのようなことを想うのでしょうか。
映像解説!
さて、基本的なバックボーンがわかったところで、MVの映像について触れていきましょう!
歌い出し
物憂げな横顔が、明かりに照らされています。
どこかに向かってとめどなく進んでいく車。
信号の有無やスピード感、なによりもタイトルから察するに高速道路上でしょう。
色彩を欠いた夜に光るカラフルな人口光は、銀河の星々のようです。
銀河を走っていく車はどこへ向かっていくのでしょうか。
目的地はわかりませんが、現状に留まらず進んでいく姿は、未来へ向かっているのでしょう。
車に乗ったメンバーの姿は、そののちも何度かカットインしてきます。