デビューアルバムからのシングル曲

【In The End】は、2000年に発表されたアルバムHybrid Theory」の1番最後に収録されています。

このアルバムはLinkin Parkのデビューアルバムです。

その後、【In The End】は2001年にシングルカットされました。

CGを使ったMVは、MTVで2002年の最優秀ロックビデオ賞を受賞しています。

ミュージックビデオにはCGIアニメーションが多く用いられた。2002 MTV Video Music AwardsのBest Rock Videoを受賞。

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/ハイブリッド・セオリー

不穏な始まり

冒頭の歌詞は、あいまいな表現になっています。

ただ不穏な空気だけが伝わってくる始まりです。

It starts with one thing
I don't know why
It doesn't even matter how hard you try
Keep that in mind

出典: In The End/作詞:Brad Delson,Chester Charles Bennington,Joseph Hahn,Mike Shinoda,Robert G. Bourdon 作曲:Brad Delson,Chester Charles Bennington,Joseph Hahn,Mike Shinoda,Robert G. Bourdon

【訳】

1つの出来事から始まった

なぜだかわからない

お前がどれだけ頑張ったかなんて何の意味も持たない

そのことを覚えておけ

冷え切った関係の2人

この曲には2人の人物が登場します。

主人公と、彼が「お前」と呼ぶ人物です。

2人は決して仲が良いとは言えません。

相手の頑張りを「意味が無い」と切り捨てるほどの、冷え切った関係です。

そんな関係になってしまったのには、1つのきっかけがありました。

どうしてここまで関係が悪くなったのか、主人公本人も疑問に思っているようです。

I designed this rhyme
To explain in due time
All I know

出典: In The End/作詞:Brad Delson,Chester Charles Bennington,Joseph Hahn,Mike Shinoda,Robert G. Bourdon 作曲:Brad Delson,Chester Charles Bennington,Joseph Hahn,Mike Shinoda,Robert G. Bourdon

【訳】

俺はこの詩を作った

そのうち説明するために

俺が知っている全てを

遠回りなメッセージ

この曲の歌詞は、主人公が書いた詩という設定のようです。

相手に向けたメッセージとなっています。

直接伝えずにわざわざ詩を作ったことにも、不仲な関係が表れているのでしょう。

そこまでして主人公が相手に伝えたい「全て」とは、どんな内容なのでしょうか。

過ぎていく時間

Time is a valuable thing
Watch it fly by as the pendulum swings
Watch it count down to the end of the day
The clock ticks life away

出典: In The End/作詞:Brad Delson,Chester Charles Bennington,Joseph Hahn,Mike Shinoda,Robert G. Bourdon 作曲:Brad Delson,Chester Charles Bennington,Joseph Hahn,Mike Shinoda,Robert G. Bourdon

【訳】

時間は貴重だ

見てみろよ、振り子が揺れるたびに時間が飛ぶように過ぎていく

見ろ、1日の終わりまでをカウントダウンするんだ

時計の針は人生を刻んでいく

削られていく残り時間