第1期解散=BiSロス研究員続出
そして第1期BiSの絶頂期である2014年にまさかの解散。
その後メンバーはそれぞれの考えるアイドル道を極めるように別個の活動を続けます。
プー・ルイさんとテンテンコさんはソロ活動に専念。
ヒラノノゾミさんとファーストサマーウイカさんは「BILLIE IDLE」を結成。
カミヤサキさんは「GANG PARADE」を始動、後に第2期BiSに一時トレードされました。
コショージメグミさんは「Maison book girl」で活動、大森靖子さんのPV出演も行います。
しかし残された研究員たちはBiSロス現象に悩み続けるのでした。
第2期BiS始動!まさかのプー・ルイ卒業!
BiS不在の約1年後に渡辺淳之介さんは「新しいBiSを作る」と宣言。
そして解散から2年のブランクを経て第2期BiSのメンバー募集が始まります。
しかし2018年3月を持って発起人であるプー・ルイさんがBiSを卒業。
どうなる!BiSの今後?と研究員の困惑の中、「WACK合同オーディション」が開催。
晴れてムロパナコさんがBiSのメンバーに加入を果たすのでした。
ムロパナコWACKオーディション伝説
WACK合同オーディション2018で見せた個性
2018年3月12日から18日にかけてWACK合同オーディション2018の合宿が始まります。
この時の模様はニコニコ生放送で全国の研究員が注目していました。
ここで「WACK」って何?と思った方もいるかもしれませんね。
これは渡辺淳之介さんが代表を務める株式会社WACKのことです。
BiSの解散後所属事務所を辞した渡辺淳之介さんがBiSHの活動を視野に入れスタートしたレーベルでもあります。
WACKにはBiS、BiSH、GANG PARADE、EMPiREが所属。
つまりWACK合同オーディションはBiSを含む全てのグループのオーディションも兼ねていました。
ということはムロパナコさんはBiSのメンバーにならなかった可能性もあったということです。
名前の由来はムロツヨシ?
WACK所属のメンバーは皆変わった芸名を付けています。
ファーストサマーウイカさんは本名の「初夏(ういか)」を適当にもじった芸名。
セントチヒロチッチさんは前グループで「蒼井ちひろ」で活動してたから人気アニメにあやかって。
これは第1期BiSからの伝統とも言えますね。
そして気になるムロパナコさんの芸名はと言いますと...。
オーディションで「ムロツヨシが好き」と言った一言、これで決まりです。
オーディションの芸名はアユナ・C
ムロパナコさんのWACK合同オーディション2018での芸名はアユナ・Cでした。
この合宿で彼女は数々の伝説を残しているのです。
まずは渡辺淳之介さん直々の面接の時でした。
オーディションの定番といえば歌いますよね?
しかし彼女、持ち歌も何も準備していないことを正直に告白。
そこで機転を利かせて渡辺さんが「じゃートトロ歌って」と助け船を出します。
しかし彼女が歌ったのはアナ雪の「雪だるまつくろう~」。
早くも大物の気配がしますね。
後日譚では緊張してトトロのイントロも浮かばなかったそうです。
自己紹介で『アユニ・Dの友だちです』宣言!
事件は合宿のはじまりから起こりました。
目的地に向かうバスの中、オーディション参加者の自己紹介タイムに入ります。
参加者はWACK愛や自己アピールを語るまたとないチャンスです。
そこでムロパナコさん、マイクを持たされ言ったセリフがなんと!
「お腹すきました、あと(BiSHの)アユニ・Dの友達です」。
この模様はニコ生で中継され全国のWACKファンが見守っていました。
コメントは当然大荒れ。
ムロパナコさんはアユニ・Dさんと同じく北海道出身。
そしてWACKのオーディションを受けるキッカケがアユニ・Dさんの何気ない一言だったのです。
ムロパナコさんは学校をサボリがちでかなり孤立していました。
アユニ・Dさんは数少ない心を開ける友達。
ある日LINEでアユニ・Dさんに将来への不安を打ち明けます。
当時すでにアユニ・DさんはBiSHで活躍していました。
アユニ・Dさんの返事は「アイドルになればいいじゃん」だったのです。