CDシングル「乾杯トゥモロー」に収録された盛り上がる楽曲
日本の5人組ラウドロックバンド「オメでたい頭でなにより」。
2019年8月28日にCDシングル「乾杯トゥモロー」をリリースしています。
このシングルの1曲目に収録された楽曲が、同名である「乾杯トゥモロー」です。
今回はそんな「乾杯トゥモロー」の歌詞の意味について考察してみました。
明るく盛り上がれる楽曲に仕上がっている「乾杯トゥモロー」。
乾杯する瞬間の賑やかで楽しげな雰囲気と、どこか励ますようなフレーズも含まれています。
合唱が取り入れられているので、賑やかさがあふれている楽曲に仕上がりました!
一番の歌詞
ネタっぽさも入れつつ…
イタリアでやる乾杯を 言いたい 言いたい
イタリアでやる乾杯は Cin Cin
恥ずかしがらず 大声で Cin Cin
イタリアでやる乾杯を Cin Cin
出典: 乾杯トゥモロー/作詞:赤飯・ぽにきんぐだむ 作曲:324
イタリアの乾杯のあいさつを言いたがるフレーズを入れつつ、さらに聞き慣れない言葉へと続く序盤の歌詞。
「Cin…」はイタリア語で乾杯を表す言葉ですが、日本人が聞くと違う意味で聞こえてしまう音でもあります。
それを分かった上で、あえて下ネタっぽいノリを序盤から盛り込んでいることが分かりますね。
しかし実は、真面目な温かい歌詞でもあるようです。
かけがえのない「今」という瞬間
くだらないことで 笑い合える今
出典: 乾杯トゥモロー/作詞:赤飯・ぽにきんぐだむ 作曲:324
主人公は現在の状態を「バカバカしいことでも笑うことができる」といいます。
以前はもしかすると、笑うことができないほど余裕のない状態だったのかもしれません。
また笑えないほど辛い日がくるかもしれないけれど、「今」は笑うことができると考えることもできます。
「今」というフレーズがまた意味深なのです。
笑えない瞬間がこれからあるかもしれませんし、既にあったかもしれません。
しかしながら、少なくとも「今」は笑うことができます。
「笑える今を楽しもうよ!」というメッセージがあるようにも感じました。
「きっかけ」とは何のこと?
乾杯 トゥモロー
だくだく注いだ ジョッキを掲げよう
右往 酌み交わそう
明日のきっかけ
ぶちかまして やりましょう
出典: 乾杯トゥモロー/作詞:赤飯・ぽにきんぐだむ 作曲:324
ここに登場する「きっかけ」というのはどのような意味になるのでしょうか。
一番の歌詞を見ていくと、くだらないことで笑って、大声で乾杯をする様子が表れています。
そんな楽し気な様子を「明日のきっかけ」にしてぶちかまそう、という流れが一番の歌詞です。
つまり、明日ぶちかますためのきっかけ=乾杯をする楽しい今、ということですね。
「今の楽しい瞬間をエネルギーにして、明日ぶちかまそう!」といっているように感じられます。
「明日のきっかけ」=明日ぶちかますためのエネルギーにしよう、と読み取れるのではないでしょうか。
二番の歌詞
知らない人も巻き込んでいる
僭越ながら この場に
お集りの皆々様
乾杯の(杯!)音頭(杯!)
取ってもいいっすか!?(いいとも!)
出典: 乾杯トゥモロー/作詞:赤飯・ぽにきんぐだむ 作曲:324