PRESONUS / Studio Channel
1台に機能が凝縮されたPRESONUS「Studio Channel」は、インプット、コンプレッサー、イコライザーの3つのセクションから成り立っているのが大きな特徴です。
まずインプットセクションですが、ファンタム電源・80Hzローカットフィルター・-20dBパッド・位相反転スイッチがあります。
また、チューブドライブというボリュームがあり真空管のかかり具合を調整できます。
コンプレッサーセクションはスレッショルド・レシオ・アタックタイム・リリースタイム・ゲイン(メイクアップ)とコンプレッサーに必要なパラメーターが揃ってます。
チューブドライブとコンプレッサーは過激な効き方のするものではなく、自然な感じの効き方なのでマイクプリでの音作りには適しているのかと思います。
イコライザーセクションはパラメトリックイコライザーを搭載しており、中音域にはフルタイプのピーク型で低・高音域にはセミタイプのシェルフ型を採用しています。
パラメトリックイコライザーの搭載により、チューブドライブとコンプレッサーとはちがい、ソフトで自然な感じの効き方から過激でハードな効かせ方まで可能なので音作りに幅が生まれます。
価格と比較しても十二分の機能を有した満足のいく機種といえます。
Joemeek /ThreeQ
Joemeek「ThreeQ 」はマイクプリ・コンプレッサー・イコライザーが一体となった機種です。
インプットセクションはゲイン調整のみで、コンプレッサーセクションはスレッショルド・アタックタイム・リリースタイムの調整ができます。
イコライザーセクションは中音域がセミタイプのピーク型パラメトリックイコライザーで、低・高音域は周波数固定型のイコライザーが採用されています。
ファンタム電源搭載でPRESONUSのStudio- Channelに似たセクションで成り立っているのですが、細部のパラメーターを比較をすると結構なちがいがあります。
各機能がシンプルな分、その分操作もシンプルになり、ThreeQならではと言えるような大胆な音作りをするのに向いています。
PreSonus / DIGIMAX D8
8チャンネルの入力に対応したPresonus「DIGIMAX D8」。
8チャンネルの入力は全てマイクとラインそれぞれに対応し、そのうち2チャンネルは楽器入力にも対応しています。
ファンタム電源は2チャンネルごとに搭載されています。
各入力に対してアナログのダイレクト出力をそれぞれ配してることに加え、デジタル出力としてADAT出力(オプティカル)、外部とのデジタルシンクができるワードクロック入力(BNC)も搭載されています。
複数同時録音でLIVE感を出すには利便性の良い機材となります。
宅録で大活躍する人気おすすめマイクプリアンプ
マイクおよびマイクプリをある程度使いこなせてくるようになると、使い方や機材そのものの音質、また作品の仕上がりの質感など、どんどん追求していきたくなるのではないでしょうか?
こちらでは”宅録”で人気の機種やプロエンジニアが使用する機種を紹介します。
Focusrite / ISA One
人気製品のFocusrite「ISA One」です。DTMerは一度は聞いたことがあるでしょう。
非常にコスパが高いと言われており、この価格帯では圧倒的におすすめできるマイクプリアンプです。
インプットセクションはゲイン調整・ファンタム電源・ローカットフィルター・位相反転などの機能に加え、入力インピーダンスが切替可能となっています。
センド&リターン機能があるため外部機器のエフェクターを使用した音作りも可能です。
ヘッドフォン端子が搭載されているのでヘッドフォンでモニターすることも可能です。
また、出力がアナログ仕様のものとデジタル仕様の2種類が販売さています。
機能的側面から様々な使用方法が考えられ、特に”宅録”されている方には人気のある注目の1台です。