【BUMP OF CHICKEN/望遠のマーチ】背中を押す歌詞に感動！配信シングルで初の1位を獲得☆

7月23日に、デジタル配信曲『望遠のマーチ』がリリースされました。

最近はデジタル配信に力を入れているBUMP OF CHICKEN。

今作でついに、デジタル配信ランキングで初の首位を獲得しました！ 

CMソングにも起用され、話題沸騰の新曲を紹介します。

前作『記念撮影』から1年ぶりとなる配信限定シングルです。

BUMP OF CHICKENにとって今作はなんと、5作連続の配信限定曲になります！

まだこれらはアルバムにも収録されていないので、聴けるのはダウンロード版だけです。

どれもタイアップなどで大変な話題になった楽曲ばかりです。

ですから次のアルバム収録曲は、超豪華なラインナップになるはず。

リリース決定が待ち遠しいですね！

タイトルにも含まれる「望遠」というキーワード。

歌詞などに使われるのは代表曲『天体観測』以来です。

BUMP OF CHICKENのファンでなくとも、この曲だけは知っている人も多いでしょう。

みんなから愛される名曲と同じ言葉が使われているとは、楽曲への期待が高まりますね。 

『望遠のマーチ』はBUMP OF CHICKENの作品の中でも、リズミカルな一曲です。

特にサビ部分のフレーズは耳から離れないほど、心地よく響きます。

早速ですがそんな歌詞を詳しく紹介します！

テンポ感のあるイントロのギターがとても印象的ですね。

何かが始まるような予感がします。

ところで「望遠」とは文字通り、はるか遠くを望むことです。

望遠鏡などがそうですが、遠くが見えるけれどその視野はとても狭いです。

まさに「目の奥」へ直接突き刺さるような感じです。

はるか彼方の遠い場所は、未来の比喩とされることがあります。

そんな将来への展望を感じさせるのに、なぜ「秒針が止まっている」のでしょうか？

なにか動き出すことができないワケがあるのかもしれません。

でも、私たちの日常もたいていそうですよね。

しがらみにがんじがらめとなって、やりたいこともできなくて……。

あれがしたい、これがしたい、でもできない。

理想の自分を夢見て終わることもしばしばです。

大人になると、理想的な自分の姿を口にするのも憚られるようになってしまいます。

もうひとつ印象的なフレーズがあります。

「皆集まって　全員ひとりぼっち」の部分です。

一緒にいるのに孤独を感じるという、一見矛盾した表現に思えますよね。

でもこれも、まったく不思議ではありません。

灯台下暗しなんて言葉があるように、遠くを見てるときほど近くは視界に入りません。

すぐそばにいるんだけれど、みんなそれぞれ別の方向を見ている。

ふと自分だけ我に返って、周囲を見渡したらこんな状況なわけです。

部屋にひとりでいるより、人が大勢いる雑踏にいるときの方が孤独を感じるのと似た感情かもしれません。

そんな場所から動き出すってとても勇気がいることですよね。

それもまた、いつまでも動き出せずにいる理由なのでしょう。