ゆず「桜会」とは
「桜会(さくらえ)」は、ゆずの30枚目シングルの収録曲で、2010年2月3日に発売されました。
発売当時、オリコンチャート週間ランキング第2位を記録し、累計売上枚数は76,000枚を達成しました。作詞・作曲共に、ゆずの北川悠仁が作成しています。
また、「桜会」は2012年にJR西日本「山陽・九州新幹線直通1周年キャンペーン」CMソングとして起用されました。
CMは山陽・九州の様々な観光地が映る中、爽やかであたたかみのある「桜会」が心地良くマッチしています。
ゆず「桜会」の歌詞の意味を紐解いてみた♪
一途に想う気持ち
目を閉じれば今日も 僕にある幸せ
あなたと二人 結んだ日々が
誰かに話したら 笑われてしまいそうな
あの日の約束 憶えているかな
雪解けて色付く もう何度目の春だろう
巡る季節 今日も未来(あす)も
寄り添う花のように
出典: https://twitter.com/SAKURAsong_bot/status/909376879987060736
目を閉じるだけで、今日も僕には鮮明に浮かんでくる。あなたと2人、一緒に過ごした素晴らしい日々が。
誰かに話したら笑われてしまいそうな、そんな日々と約束が。2人で交わしたあの日の約束を、彼女は今でも憶えているかな。
季節は巡り、雪が解けて草花が美しく色付いたけど、彼女と離れてもうこれで何度目の春だろう。
それでも、今日もこの先の未来も、ただ寄り添う花のように僕は彼女のことを変わらず想っていたい。
ここの歌詞はそんな意味が表現されています。
訳があって大切な彼女と離れているけれど、僕が一途に彼女の事を想う情景が感じられます。ここでの「寄り添う花」とは、桜の事を暗示しているかもしれません。
桜のように咲き続ける想い
さくら あなただけを愛してる
これからも これからも ずっと二人で
こころ 舞い上がった 好きですと
何度でも 何度でも 咲き続けるよ
耳を澄ませばほら 僕の名を呼ぶ声
離れていても 想い出すんだ
ポケットにしまった あなた宛の手紙
照れくさいから いつか渡すよ
出典: http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=E12996
あなただけを変わらず愛しているから、これからもずっと2人でいたい。
彼女に「好きです」と言うだけで、心が舞い上がった。
毎年咲く桜のように、何度でも僕も咲き続けるよ。(変わらずあなたを想い続ける)
彼女が僕の名を呼ぶ声が、僕には耳を澄ますだけで今も聞こえる気がする(思い出す)
離れていても、彼女の声や仕草、それから彼女が好きだって何度も想い出すんだ。
ここの歌詞はそんな意味が表現されています。
抽象的に桜を自分の想いに見立てて、表現している一節です。桜は枯れても、必ず春になれば毎年復活して花を咲かせます。その桜に僕が自分を重ね合わせ、この想いは変わらず胸に咲き続けると言っています。
ポケットにしまった手紙をいつか彼女に渡すつもりでいることから、完全な別離ではなく、また会う日が来るのかもしれないと言う期待を、ここで聴き手に思わせますね。
再会の時
薄紅の花ひらり あなたの肩に落ちて
飾らない その微笑みを
守り続けてゆくと誓うよ
人を愛する意味を分からずに
遠回りしたけどやっと会えたね
出典: https://twitter.com/3i_i_kashi_o4/status/706268631307411456
ここの歌詞では、待ち望んだ彼女との再会の時が歌われています。
2人が離れて何度が過ぎた春。そしてとうとうまた桜の季節に、2人は巡り会う。
人を好きで愛する気持ちが、以前一緒に居る時は本当の意味で分かっていなかった。けれど、そのかけがえのない素晴らしさが、年月を経てやっと分かり、2人が再会する時が来た。
僕は、自分の前で素直な笑顔を見せる彼女を守っていくと誓うシーンがあります。暗にその決意だけではなく、彼女にプロポーズをした一場面でもあるのかもしれません。
ずっと2人でいつまでも
さくら あなただけを愛してる
これからも これからも ずっと二人で
こころ 一人じゃない 永遠に
何度でも 何度でも 咲き続けるよ
いつまでも いつまでも あなたのそばに
出典: https://twitter.com/SAKURAsong_bot/status/908289693556416513