サバイバー!(HEY!)前へ前へ歩けよ!
(HEY!HEY!HEY!)風に負けるな!
サバイバー!(HEY!)どんな時も夢見ろ!
(HEY!HEY!HEY!)目を開けたまま
迷わず まっすぐに進むんだ WOW WOW
出典: 大人サバイバー/作詞:秋元康 作曲:新隼人
「大人サバイバー」の歌詞は、イントロから掛け声が多いですね。
大人数で行動するときは、何かしら掛け声を掛けたほうが動きが揃います。
グランドを走るときに「1,2,3,4」と全員で言ったりする感じです。
また、声を出すのは気分の高揚にもつながります。
主人公たちの置かれた状況は向かい風。
土埃もたっていますから、なかなか前に進むのも大変でしょう。
そんな状況でも、目をつぶったり、下を向いたりせず進んでいく。
そのためにも、掛け声が大切なのです。
望みの前に逆境はつきもの
夢を見たいと言ったのは
そう確かに僕たちだけど
(ここがどこだかわからない)
空に稲妻が鳴り響き
激しい雨が降り出した
なぜ 運命はいつも容赦なく
目の前を塞ぐ
試されるのは 今か?未来か?
運なんかじゃない
出典: 大人サバイバー/作詞:秋元康 作曲:新隼人
自ら望んで入ったこの世界。
テレビやステージなどで観る姿はキラキラと輝いてみえます。
しかし、華やかな時間はほんの僅か。
ほとんどの時間は、地味なレッスンであったり、リハーサルだったりします。
しかも、うまくいかなければ叱られることもある。
それよりも、自分たちの稽古の成果を見せる場がこの先あるかわからない。
メンバー達もこんな絶望感に襲われたことが、きっとあるのではないでしょうか。
もしも愛を知ったら その人のために進むだろう
倒れても また立ち上がればいい
出典: 大人サバイバー/作詞:秋元康 作曲:新隼人
そんな中でも、自分たちを応援してくれる人たちがいる。
ファンやスタッフ、そして指導者。
その存在を知れば前に進むことができます。
大きな愛に包まれていると感じていれば、挫折は成長に必要な栄養なのです。
立ち回りが下手なら下手なりに
サバイバー!(HEY!)可能性を見つけろ!
(HEY!HEY!HEY!)諦めるなよ!
サバイバー!(HEY!)自分自身信じろ!
(HEY!HEY!HEY!)傷つきながら
不器用な生き方を後悔するな WOW WOW
出典: 大人サバイバー/作詞:秋元康 作曲:新隼人
世の中には、うまく立ち回って成功しているように見える人たちがいます。
器用な人たちには器用な人たちなりの世界があり、そこで頑張っているだけです。
つい比較して、落ち込んでしまうこともあることでしょう。
しかし、自分が自分を信じられなくなったら、先へ進むことはできません。
不器用なら不器用なりに、頑張っていけばよいのです。
同じ人生を歩む人は誰もいない
道なき道 歩いて
そう 誰も
やっと夢を掴むものだ
生き残れ!
出典: 大人サバイバー/作詞:秋元康 作曲:新隼人
当たり前といえば当たり前なのですが、誰かとまったく同じ人生を歩む人はいません。
誰であっても、先の人生をどう切り開いていくのかを決めるのは自分だけなのです。
厳しい感じもますが、この後に続くサビのリフレインとあわせ、力強い激励となっています。
「ラストアイドル」という宿命
「大人サバイバー」の歌詞を読むと、やはり「ラストアイドル」の歩みを思います。
「究極のアイドルオーディション」という触れ込みで始まった番組が「ラストアイドル」。
1stシーズンでは、7人の「ラストアイドル」という地位を巡り、1対1の対戦が繰り広げられました。
2ndシーズンでは、1stシーズンの挑戦者で構成されたグループで対抗戦を行います。
この対抗戦の勝者が「ラストアイドル」という称号を得るのです。
実際2ndシーズンの勝者は1stシーズンで選ばれた「ラストアイドル」ではありませんでした。
※1stシーズンの「ラストアイドル」は「LaLuce」というグループ名になっています。
さらに、3rdシーズンでは「ラストアイドル2期生」が1stシーズンと同じ対戦形式で選ばれます。
と、なかなか説明が難しいというか、複雑な経緯がありますが…
とにかく「常に対戦という緊張状態の中にいた」ということをご理解いただければと思います。
これは、ラストアイドルができたときからの宿命だったのです。