クリープハイプ【マルコ】歌詞の意味を独自解釈！“段ボールの宇宙船”でやってきたマルコの正体を紐解く！

いろいろありながら地球にやって来たものの、なんだかんだ幸せに暮らしているマルコ。

ですが、どうやらどれだけ地球にいても一緒に暮らす相手とは言葉が通じない様子。

続くBメロには、お互いの意思疎通ができないことへの苛立ちが込められています。

別の星からやって来たらしいマルコにとっては、これは仕方のないことなのでしょうか。

歌詞の中で行われた動作はマルコに対して行ったものなのか、マルコに対して行われたものなのか。

地球に住む私たちに言葉や動作は通じないけれど、一緒に暮らすことができる存在。

マルコの正体に少しピンと来た方もきっと多いのではないでしょうか？

ちなみに2番の歌詞はこちら。

1番の歌詞と少しだけ違うところがありますね。

ですがどちらにも共通するのは、このマルコのお話は今現在の物ではなさそう、という事。

マルコのこの幸せそうな生活は、昔のお話なのでしょうか？？

サビの部分ではこの星にやってきたマルコととある人物の出会いのシーンが歌われています。

自分の家にやってきたマルコを、この人物は大歓迎したようです。

異星人？なマルコを初対面にも関わらず抱きしめるという歓迎っぷり。

マルコが自分の家に来てくれたことがきっととても嬉しかったのでしょう。

ですが、当初はマルコはここに長くいるつもりはなかったみたいですね。

乗ってきた宇宙船の故障が直るまでの滞在の予定だったようです。

それがいつしか数日、数か月、数年と経ち…どうやらマルコ、成長して大きくなってしまった様子。

自分が乗ってきたはずの宇宙船をおもちゃにしてしまうマルコ。

どれだけ彼が大きくなってしまったか想像していただけるのではないかと思います。

こうして、マルコのこの星への滞在計画は当初から大幅に予定が狂ってしまいました。

しかし、彼自身はこの星で幸せに暮らすというハッピーエンドな展開でこの物語は幕を閉じるのです。

さて、肝心なマルコの正体ですが...歌詞の中では最後まで明言される事はありませんでした。

しかし、察しのいい皆さんにはもうお分かりかと思います。

実はこの曲、曲の最後にとある音が収録されています。

この音、本物のマルコの動いている音なんです！

実際の楽曲を聞いてよーく耳を済ませてみてくださいね...。

それでは正解を！

マルコの正体、それは可愛いワンちゃんの事！

正確には、ボーカルの尾崎世界観の実家で飼われている彼の犬の事だったのです。

楽曲が収録されているアルバムが出た頃には、マルコ自身はすでに老犬と呼べる年齢だったのだそう。

6年以上も前から大切にしていた愛犬の歌を、尾崎世界観はやっと世の中に出す事が出来たのです。

という訳で、この曲は愛犬マルコの心情や過去を空想したり尾崎世界観自身のマルコに対する愛情を歌った曲でした。

そう思えば、Bメロは意思の通じないマルコへの愛情と苛立ち。

そんな事を思ったなあ、と実家で一緒に暮らしていた時のことを思い出している。

そんな風に彼の状況を想像することが出来ます。

また、サビに関してもマルコが家にやってきた時のこと、成長して大きくなった時のこと。

全てを愛しい思い出として歌っている尾崎世界観のマルコへの愛情が感じ取れますね。

さらに尾崎世界観のマルコへの愛は作曲だけに留まりません。

【マルコ】収録のアルバムのツアーの際に、なんとマルコをモチーフにした物販を制作・販売しているんです！

愛犬マルコを可愛らしく描いたTシャツは、ピンクとホワイトの2種類を作成。

そして、マルコの曲の歌詞にもちなんだ段ボール紙製のiPhoneケースも発売されていました。

こちらには宇宙船に乗ったマルコの姿が可愛くデフォルメされて描かれています。

残念ながら物販はツアー限定のものだったようで、すでに販売終了してしまっているようです。

しかし、可愛いグッズデザインはまだ公式サイトから見ることができるようになっています。

気になる方は下記リンクからチェックしてみて下さいね。