今までのSKE48とはちょっと違う!夜の雰囲気を醸し出した楽曲

ワイルドでセクシーな衣装にも注目!!

美しい稲妻」は2013年7月に発売された、SKE48の12枚目のシングル曲です。

SKE48楽曲と言えば「昼」をイメージする楽曲が多いですが、「美しい稲妻」は今までとは一転、夜の雰囲気を醸し出している

楽曲です。PVにもそのコンセプトは活かされています。

PVでまとっている衣装も今までのSKE48とは違った、ワイルドでセクシーな様子が見られます。 

「美しい稲妻」PV

男性目線の歌詞に注目!!

稲妻の意味とは??

「美しい稲妻」は曲の初めから終わりまで、一貫して男性が女性に向けた歌詞になっています。

最初に言ってしまいますが「稲妻」が男性に突き刺さる、というのは、「稲妻」=女性、またはその女性の男性への恋心という意味です。

皆さんは「カミナリに打たれたかのような」という例えをご存知ですよね。この例えは衝撃を受けたり、ショックな出来事があったり、ビックリした時に使用される言葉です。

「美しい稲妻」の歌詞を読み解くには、この「雷に打たれたかのような」という例えがキーワードになります。

では、次から歌詞を紐解いて行きましょう!!

【美しい稲妻/SKE48】大人びたイメージのPVが話題に!!フル歌詞を紹介!選抜メンバーは誰?!の画像

僕は君のために 君は僕のために
何を求めあって 空を見てるのだろう?

出典: 美しい稲妻/作詞:秋元康 作曲:福田貴史

まずはアップテンポで切ないイントロからの出だしの歌詞です。

歌いだしは「僕は君のために」から始まります。「僕」が最初にきていることからも分かるとおりこの曲は、男性から女性に発信した想いであることが示されます。

次は「君は僕のために」とありますが、これは歌いだしとは逆に、女性から男性に向けて発信した想いであることが示されます。

?(クエスチョン)マークで終わる部分は、「何を求め合」い「空を見ている」のかまだ視聴者には分からないままです。 

水着のラインが暗示する恋模様

歌いだしに続いてAメロの歌詞を見てみる

もしも太陽が 昇らなかったのなら 僕たちの恋も 燃え上がらなかったよ
真夏の陽射しに灼かれることもなく 水着のラインも気づかなかった

出典: 美しい稲妻/作詞:秋元康 作曲:福田貴史

太陽が昇る(燃え上がる)と恋が燃え上がるを上手く掛け合わせて、絶妙な配置になっていますね。

この二人は恐らく、海に出かけたのでしょう。

二人だけで出かけたか、それともお互いの友達を含め大人数で出かけたのかは明らかにされていません。

女性の陽に焼けた体からほんのり白い、か弱そうな水着ラインが見え隠れし、男性は淡い恋心をくすぐられたのだと思います。

「美しい稲妻」を予感させるキーワード

続いてBメロの歌詞を見てみます。ここではタイトルである「美しい稲妻」を予感させるキーワードが出てきます。

冒頭の「真っ青な空」というのは、太陽か燦燦と照っているイメージです。ここでは稲妻を予感させるキーワードは出てきません。

次の「一瞬の夕立」が、そのキーワードです。夕立というのは夏の午後から夕方にかけて発生します。

夕立は一瞬、または短い時間発生します。この瞬間、「稲妻」が駆け抜けます。

しかし、現実的に夕立が発生しているのか、はたまた歌中の男性の想像なのかは明らかにされていません。

稲妻の正体は君だ!!

情熱的な恋心を歌い上げるサビ

君は美しい稲妻さ(Ha-) この胸を横切って(Ha-)
愛しさがギザギザと(今) 心に刺さる
美しい稲妻さ(Ha-)   すぐ後に響くのは(Ha-)
近すぎる思い 両手を広げて 愛に打たれよう

出典: 美しい稲妻/作詞:秋元康 作曲:福田貴史

いよいよサビ部分の歌詞です。

ハッキリと美しい稲妻の正体を示していますね。男性にとって「君」は「美しい稲妻」なんです。

ただ単に「美しい稲妻」と言っても、解釈は幾つかあります。

君のルックスがそうなのか、君の想いがそうなのか、君の水着のラインがそうなのか......。

次の歌詞で「ギザギザ」というオノマトペを使用しています。

この「ギザギザ」というオノマトペは、女性の男性へ対する想いのことですが、果たしてその思いが真っすぐに彼に伝わっているのでしょうか? 

「ギザギザ」ということは直線的ではないので、想いが真っすぐに伝わっているのかどうかは分かりません。

サビの最後で男性は「雷に打たれた」かのように「愛に打たれ」ました。ここでも稲妻の例えが素晴らしいですね!