2曲目の「YOUR SPACE」は、GOT7のリーダーJBが手がけた作品です。

JBは「Defsoul」という名前でGOT7楽曲をよく制作しています。

2017年にリリースされた日本盤2作目のミニアルバム「TURN UP」のタイトル曲も、JBの作品です。

宇宙を思わせる歌詞が印象的

Love in the moonlight
目合う瞬間
その宇宙の中に誘って”

”君の宇宙へ
僕をすぐ入れて
目を閉じてよ Baby
Now 閉じ込めて

出典: YOUR SPACE/作詞:DEFSOUL,JOMALXNE,Moon Hanmiru(220VOLT),T-DOT 作曲:DEFSOUL,RoseInPeace・JOMALXNE,Moon Hanmiru(220VOLT),Choi Yoogwook

宇宙を意識した「LOVE LOOP」に続くように、タイトルの「SPACE」

そして歌詞にも「Moonlight」や「宇宙」という単語が登場します。

しかし実は、JBがこの作品を書いたきっかけは、宇宙とは無関係でした。

作品ができた経緯についても軽くチェックしておきましょう。

曲作りのヒントはシャンデリアの輝き?

JBは「DAILY MORE」のインタビューで「YOUR SPACE」制作のきっかけについて「シャンデリアにインスパイアされた」と語っています。

輝きにインスパイアされて一曲作ってしまうJBの音楽センスはさすがだとしか表現しようがないですね。

自宅にシャンデリアがあるというのにも驚きを隠せない方も多いのではないでしょうか。

シャンデリアの光が、いつしか広大な宇宙にちりばめられた星になったのでしょう。

ロマンティックなこの作品が誕生しています。

このように楽曲が誕生した背景などにも注目してみると、意外なきっかけがあることに気が付きます。

シャンデリアのおかげで、この名曲が誕生したのです。

ヨンジェプロデュースの「備忘録」

3曲目の「備忘録」は、ボーカルのヨンジェが手がけた作品です。

ヨンジェは「Ars」という名前で、楽曲の制作活動もしていることが知られています。

果たしてヨンジェは、備忘録にどんなことを書き留めておきたかったのでしょうか?

「DAILY MORE」のインタビューでヨンジェは「愛を記憶しておく曲」と語っています。

その言葉通り、ふとした視線からたわいのない言葉まで。

恋人の全てを知りたい、そして忘れないように記録しておきたいという情熱にあふれた作品です。

別れの歌「KARMA」

4曲目の「KARMA」は、これまで歌われてきた「続く愛」とは異なります。

そう、別れをテーマにしているのです。

KARMA(カルマ)とはインドの言葉で、人間が持つ業(ごう)や宿命、因果応報を表します。

「KARMA」の歌詞もその意味の通り。

自身の身勝手さが大切な恋人を失うことにつながってしまった、やり場のない悲しみを表現しています。

淡々とした曲調とは裏腹に、聴き込むほどに切なさが伝わってくる曲です。

ぜひ、楽曲はもちろん歌詞についてももチェックしながら、何度も何度も聴き込んでください。

危なげな雰囲気が漂う「DRUNK」

5曲目の「DRUNK」は4曲目から一転、愛に溺れている歌詞で構成されています。

自分では制御できない恋愛感情。

「冷ましてよ」と訴え続けながら、最後には「酔わせてよ」に変わっていく展開が印象的です。

若い頃に誰もが経験する一種の危うさが、歌詞にもサウンドにも充満しています。

GOT7のセクシーな一面を堪能できる作品です。

ボーナストラック3曲もチェック

最後に初回限定版Aに収録されている、ボーナストラックについて紹介します。

爽やかな夏の恋を描いた「#SUMMERVIBES」

「#SUMMERVIBES」では、夏のビーチで過ごす恋人たちの姿が生き生きと描かれています。

冒頭から映画ドラマのワンシーンのようなフレーズが続き、目を閉じると映像が目に浮かぶようです。

アルバムのリリースは7月。まさに「夏」ぴったりの曲ですね。