世間の声に耳を塞いで
生きたいように生きるしかない

出典: エキセントリック/作詞:秋元康 作曲:ナスカ

有象無象の世間に対し主人公は冷めた目で対処します。

そして、自らの内に籠る主人公。

しかし、それはネガティブな行為なのではありません

今までの社会に存在していた一般通念が変わろうとしているだけなのです。

現在、日本はIT社会になり、強いて他人と交わらなくても生きていける世の中になりました。

もちろん、誰とも交流しないというわけにはいきませんが。

ただ昔に比べ現在は、一人でできることが多くなりました

そうなれば、他人と交流する必然性も次第になくなっていくのかもしれません。

それを踏まえてこの曲を聴くと、まさに「現代」を表している曲だなと思います。

第6位『渋谷川』

第6位は『渋谷川』です。

こちらは、メンバー今泉佑唯さんと小林由衣さんのユニット「ゆいちゃんず」の曲。

ユニット名は、二人の名前が「ゆい」だったことから付けられました。

『渋谷川』は、昭和時代のフォークソングを彷彿とさせるようなメロディーが特徴的。

そして二人はギターを弾きながら歌っています。

また、ところどころに入るコブシが素敵ですね。

懐かしさを覚えるメロディーと切ない歌詞は、若いファンだけではなく年配ファンも気に入るでしょう。

『渋谷川』のギターコードはそれほど難しくありません。

ギターをはじめたばかりの方は、ぜひこちらの曲の弾き語りに挑戦してみてください。

第5位『風に吹かれても』

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第5位は『風に吹かれても』。

遂に欅坂46がR&Bを歌いました。

サビのブルーノート(目的の音より少しフラットして歌う方法)が印象的。

MVでは男装したメンバーの姿が見られます。

特に、センターである平手友梨奈さんの男装姿はキマっていますね。

ダンスも小気味よいです。

振り付けを覚えて踊りたくなるような曲ですね。

この曲は欅坂46の5枚目シングル

4枚目シングルの『不協和音』から打って変わって、彼女たちのイメージが一新しました。

この曲には、飄々(ひょうひょう)と世間を渡っていく主人公が登場します。

この曲の発売によって、新たな欅坂46が垣間見えましたね。

第4位~第2位

第4位『世界には愛しかない』

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第4位は『世界には愛しかない』です。

この曲は欅坂46の2枚目シングル

彼女たちのブレイクを決定づけた一曲でもあります。

イントロの静謐(せいひつ)なピアノ。

平手友梨奈さんの叫び声から雰囲気はガラリと変わります。

疾走感あふれるイントロとAメロ。

アコースティックギターのカッティングがカッコイイです。

サビでの解放感を予感させるBメロ。

サビで一気にはじけます。

この曲は欅坂46の欅坂46のなかでも、一番爽やかな曲なのではないでしょうか。

ライブでこの曲を聴く際は、歌だけではなくバックトラック(演奏)も聴いてみてください。

細かいアレンジが施されています。

特にアコースティックギターとピアノのアンサンブルが素晴らしいです。

第3位『手を繋いで帰ろうか』

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第3位は『手を繋いで帰ろうか』です。

これぞ王道のアイドルソング、と言いたくなる曲です。

『不協和音』や『ガラスを割れ!』しか知らない方は、この曲を聴いてびっくりするのではないでしょうか?

ライブの振り付けではちょっとした恋愛劇も見られます。

なんと、メンバー守屋茜さんと菅井友香さんがカップルに。

二人は喧嘩しています。

それを傍から見ているメンバー。

二人はまるで映画のカップルみたいに仰々しく、身振り手振りを加えて演技をします。

曲の終盤で仲直りする二人。

ライブの醍醐味はダンスのほかに、こうした演技を見られることですね。

ぜひライブで二人の恋愛劇をお楽しみください。

第2位『サイレントマジョリティー』

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欅坂46の代表曲と言ったらコレ、という方も多いのではないでしょうか?

第2位は『サイレントマジョリティー』。

彼女たちのデビューシングルです。

ライブでも一番盛り上がるこの曲。

軽快なサウンドがいつ聴いても良いです。

『サイレントマジョリティー』の特徴点は歌詞

「物言わぬ大衆」にアンチテーゼを投げかけたこの曲の存在意義は大きいです。

誰かの後
ついて行けば
傷つかないけど
その群れが
総意だと
ひとまとめにされる

出典: サイレントマジョリティー/作詞:秋元康 作曲:バグベア

上に引用したのはCメロの歌詞です。

人間は集団の中にいれば、そして集団が行くところへついていけば安心します。

しかし、それが自分にとって不本意だったらどうでしょう。

納得しないまま他人(集団)についていくのが正しいのでしょうか。

それとも納得しない自分を抑えて、黙って集団についていけば良いのでしょうか。

この曲は個人の尊厳がテーマ。

欅坂46は声を高らかにそれを歌っています。

日本は、「空気を読む」ことが良しとされてきた時代を経て、また新たな時代へと突入したのです。