クリス・ハート【I LOVE YOU】初の○○ソング！歌詞の意味に迫る！カラオケでカバーするコツは？

クリス・ハートの神がかった素晴らしい歌声が堪能できる初めての失恋の曲です。切ない想いを広がりのある伸びやかな声に乗せて歌います。

ピアノとストリングスがサウンドの中心でしっとりと聴かせます。

クリス・ハートの失恋の気持ちが手にとって分かるような【I LOVE YOU】の世界を見ていきましょう。

クリス・ハートの歌声は神様が与えた才能です♪こんなにも深くて誠実で、それでいて華やかな声はちょっと他では聴くことができません。

クリス・ハートはアメリカ生まれのアメリカ人なので英語はもちろんネイティヴです。しかしほぼ【I LOVE YOU】はサビ以外は日本語です。

それも全く訛りのない日本語。日本人でもここまで日本語をキレイに歌うのは至難の業です。

母国語ではない日本語をここまで習得できたのは想像出来ないほどの努力の結果でしょうね。

日本語の歌が好きでもここまでのレベルに達するのには血の滲むような練習を重ねてきたのでしょう

では、実際に歌詞の内容を見ていきましょう。

別れの予感を感じている歌詞ですね。君の雰囲気がいつもと違う事に気づきます。

哀しそうな表情でうつむいているので顔を見てくれません。不安が心をよぎります。

以前は君の手を握ったら、ギュッと握り返してくれたのにどうしてしまったのでしょうか。

言葉ではなく、不安を感じるような態度を取られると堪えますよね。

言葉で「別れ」を言われても、もちろん傷つくのですが、言葉ほど態度や行動は明確に感情を表現しないので掴みどころのない不安が増大してしまいます。

お互いの心が通じ合っていた「あの日」にはもう戻れません。なんとかしてよりを戻そうと思っていますが君の心はもう、2人の間にはありません。

辛くて切ない現実に泣きくれる毎日。不安だけが今は友達です。

サビです。

僕の好きという気持ちは君に届いています。というか君は「あなたは私のことが好き」ということを痛いほど理解しているのでしょう。

しかし、君の気持ちはもうここにはありません。

別の人を想っているのか、一緒にいたくない程の何かを感じているのでしょう。

しかし、君の最後のやさしさでしょうか？まだ君から僕へ「さよなら」とは伝えていないようですね。

「さよなら」を伝えるタイミングを図っているのかもしれません。

そうこうしている間、僕の放置された心が苦しくてたまらない様子の歌詞ですね。ダメならダメでハッキリと「さよなら」と言って欲しいものですよね。

でも、本当に「さよなら」と言われてしまったら、二度と会うことはできません。

微妙な関係でも続けることで君の近くにはいることができます。非常に切ない心模様ですね（涙）。

2人でお揃いで買ったアイテムほど切ない物はありません。

別れを意識して買うものではないのですが、いざ別れるとなったらこれほど処分に困るものはありませんよね。

振られた方は想い出の品として取っておきたいでしょうし、（男女差個人差はありますが）振った方もどうしていいか躊躇します。

お揃いの時計を外しているという行為を「ただ単に外しているだけ」と思い込みたくなる気持ちが切ないですね。

本当は「気持ちが離れたから外している」ということに気づきながらも、自分を偽って不安から逃げようとしている場面です。

そして、ここでもジレンマの感情が出てきますね。

「さよならを聞きたい」と「さよならを聞きたくない」です。

「君の気持ちが僕へは向いていないことは分かっているけど、離れたくないからもう少しだけ一緒にいさせて……」いう心情でしょうか。

ここも胸が締め付けられます。

「僕を好きだった気持ちを思い出して」という切ない感情が歌われています。

桜を一緒に見たり、寒い冬の夜、暖かい部屋でのロマンチックなキス。そんな輝いた想い出が僕を苦しめつつも今は最大の慰めです。

輝いた想い出は僕の中では輝いていますが、君の中の想い出は今やモノクロームになってしまっています。

君の想い出はただの記憶となってしまっていているので輝いてはいません。僕にとってはきつすぎる2人の想い出の違いです。

いっしょに輝いていた想い出はもう消え失せてしまいました。

「もう一度思い出してどうか」という想いが君に届かないのは分かってはいるのですが、言葉に出さずにはいられません。

君に届くように今は想い続けるしかできないのです。心が枯れるまで想い続けるのです。