あなたが弦を選ぶ時に重視するのは?

気に入った弦を見つけて使い続けよう!

ベーシストにとっては弦は消耗品です。

買い替えることも多いと思いますが、楽器屋さんではいくつか種類があって、どれがいいのかわからないなと思いますよね。最初のうちは色々な弦を試してみて、自分に合ったものを選ぶと良いのですが、それぞれどんな特徴があるのか知りたいところです。 そこで今回は、ベーシストである筆者オススメの弦を、それぞれの特徴と共に紹介していきます。 ここで紹介したものを参考に、ご自身が何を重視するかで選んでみてください。重視する内容は、価格であったり、弾きやすさであったり人それぞれだと思います。

もちろん、実際に買って、弾いてみて、最終的に決めると良いです。買い替える度に弦の種類を変えると、音が毎回異なってしまうので、色々試して自分に合ったものを選び、固定した方がいいと思います。

弦には太さもある!

同じメーカーのものでも弦の太さによって、2,3種類楽器屋さんに並んでますよね?主流なのは、4弦が「.105」という太さのものなのですが、筆者のオススメは4弦が「.100」のものです。 「.100」の方が細く、ベースの音的にはパワーが落ちるのですが、その分弾きやすくなります。近年のベースアンプはパワーがあり、「.100」にしてもさほどパワーが落ちていると感じません。

それならば、弾きやすい方がいいですよね?「.105」と「.100」は弾いてみると結構違いがあるので、一度試してみると良いと思います。

安い弦には気を付けよう!

4本セットで1000円前後で売っている弦もあります。こうした弦は使うのはやめておいた方が良いと思います。弾いている途中で切れてしまったり、音が細くベースに向いていないなど、メリットは安いということだけで、デメリットの方が大きいのです。どうしても、緊急で必要な時にお金がないなどの理由があるのならば別ですが、常に使うものとして選ぶのはやめましょう。

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一番のオススメベース弦はこれだ!

SIT POWER WOUND

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筆者が一番オススメする弦は、「SIT POWER WOUND」です。

この弦の特徴は、弦を張り替えた時にわかります。弦を張り替えると、しばらくの間は「パキパキ」という感じがして、いかにも「弦を張り替えました」という音になりますよね。SIT(エスアイティー)は、さすがに張り替えた日は少しパキパキ感がありますが、それも2,3日でなくなります。こうした張り替えた後の感じが嫌だという理由で、あまり張り替えを行わない方もいるのですが、SITならばその心配はいりません。筆者もこうしたパキパキ感が嫌なので、SITを好んで使っています。逆に、パキパキしている方が良いという方には向いてないかもしれませんが、多くの方は、弦を張り替えて早く音が馴染まないだろうかと思うのではないでしょうか。

SITの値段についてですが、定価より安く売っていることが多いので、手は出しやすいかと思います。ただ、売ってない楽器屋さんもあるので、流通数としてはちょっと少なめかなと思います。筆者は5弦ベースを使っているのですが、5弦用のSITを売っている楽器屋さんはなかなかありません。

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一番有名なのはやはりこれ!

D'Addario

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定番のベース弦を使いたい人

ベース弦の中で、一番有名な弦といえば「D'Addario」です。

D'Addario(ダダリオ)は一言でいえば「安定した弦」で、突出して優れているところがあるわけではないけれども、どんなジャンルにも対応できるバランスのとれた弦です。

値段的にも手は出しやすく、初心者には特に向いている弦だと思います。最初に買うのにはちょうど良く、D'Addarioを基準として色々比べていくのも良いと思います。

ただ、種類がたくさんあって悩むところではあります。弦の太さもそうですし、ニッケルとスチールの違いもあります。ニッケルとスチールは、スチールの方が明るく、硬い音になります。筆者のオススメはニッケルです。ベースとしては、低く太い音の方がよく、丸い音の方が他の楽器に馴染みやすいからです。ここも好みがあるので、実際に試してみると良いと思います。スラップを多く活用する方ならスチールでプルの音を目立たせるというのも手としてはあります。

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お金に余裕があれば買いたいベース弦