「?」が印象的な部分です。心のモヤモヤを晴らそうと好きな人に問いかけています。
好きな人に対して考えすぎて、一喜一憂してしまう気持ちはよく分かります。
ネガティブになって悪い想像が膨らんでいるようです。
続く「寒い冬が来て 会えそうになって 顔を上げた」という歌詞を考察すると、好きな人から期待を持たせることを言われ、前向きに気持ちが変わったと分かりました。
今まで会えそうにもなかったのに本当に会えるのか心配になってしまいますね。
最後の「白い息だけ 触れる鼻先 冷たいな」の部分では「白い息」の視覚と「触れる鼻先」の触覚を伝えるこでより寒さが強調されています。
光がにじむ雪景色 暗くなるなよ ボクはここだよ
うた声響かせて歩く 君のための道標
出典: ナガレボシ/作詞:住岡梨奈作曲:住岡梨奈
深い悲しみの中にいながらも、前を向いて生きたいと願う主人公。
心情だけではなく景色や寒さも伝わってきます。
「ボクはここだよ」と自分の居場所を好きな人に知らせている部分はより孤独感が伝わってきますね。
「うた声響かせて歩く」という歌詞の表現はシンガーソングライターである住岡梨奈らしい描写だと思います。
"あーどこにいるのさベイビー。Oh マイダーリン。"
あぁ 月が笑って愚かだねってボクに言うんだ
出典: ナガレボシ/作詞:住岡梨奈作曲:住岡梨奈
好きな人の居場所が分からず途方に暮れていることが分かります。
好きな人とは結局会うことができなかったようです。
主人公の気持ちを振り回していたんですね。
この箇所は絵本のようなファンタジーを感じられる部分です。
想像の幅が広がり、虚しさや切なさをどこにもぶつけられない様子がより伝わります。
歌詞の短さに注目
「ナガレボシ」は歌詞の文字数の合計が267文字と少ないところが特徴です。
楽曲の長さも3分36秒と短くなっています。
表現に奥行きがあるので少ない文字数でも情景や心情が十分に伝わったのではないでしょうか。
短い時間であっさりと曲が終わってしまうところもこの曲に描かれた切なさがより伝わるポイントだと思います。
ひらがなに注目
歌詞を注意深くチェックすると「君の手をにぎりたい」や「うた声」など、ところどころにひらがなが使われていることが分かります。
ひらがなを使うことで歌詞全体に柔らかさが生まれ「心の脆さ」が表現されていると感じました。
歌詞だけでも1つの詩のようですね。
歌詞カードを読みながら楽曲を聴きたくなります。
こんなときに聴くのがおすすめ
大切に想っている人へ自分の気持ちがなかなか伝わらず辛い思いをしたり、
好きな人が離れていってしまって悲しいときはぜひこの曲を聴いてみましょう。
優しく紡がれた言葉と歌声がきっと傷ついた心を癒してくれますよ。
曲のタイトルに込められた儚さ
この曲のタイトル「ナガレボシ」の意味も考察してみました。
「好きな人と会えなくなってしまった気持ち」を一瞬で消えてしまう流れ星に例えているのではないでしょうか。
また、夜空を見上げて流れ星を探す様子とすきな人に会えるのではないかという期待を重ね合わせているようにも感じます。
曲のタイトルもじっくり考察してみると、切なさと儚さが込められていることがわかりました。
「テラスハウス」とは
シェアハウスをテーマにした番組
「テラスハウス」とは男女6人がシェアハウスする様子を描いたリアリティー番組です。
2012年10月よりフジテレビで放送が開始されました。
湘南から始まり、東京、ハワイと舞台を移しながらシェアハウス内で繰り広げられる人間模様を追い続けてきました。
現在は軽井沢編が放送されており、人気が続いています。
地上波での放送に加えNetflixでも配信されているので気になる方はぜひ1度チェックしてみて下さい。