FNCYの「silky」ってどんな曲?
ZEN-LA-ROCK(ゼンラロック)とか鎮座DOPENESS(ドープネス)とか名前がまじヤバくない?
と引き気味だったあなた!
クィーン・オブ・ディスコ・ポップの異名をもつ歌姫G.RINA(ジーリナ)が加わってFNCY(ファンシー)。
これならカワイイですよね。
そんなとんでもない3人による新ユニットFNCYは2018年7月13日に「AOI夜」でデビュー。
続く2枚目のシングルが2018年8月31日にリリースされた「silky」です。
音楽好きの間で評判
ゼンラさんも鎮座さんも超人気のラッパーなのでヒップホップ好きならFNCYはもうチェック済みのはず。
ですが「silky」は他ジャンルのミュージシャンや音楽好きの間でも評判になっています。
たとえばアジカンのゴッチさんとか。
ASIAN KUNG-FU GENERATIONのボーカル・ギター後藤正文さんですね。
夏の終わりが描かれたチルアウト
FNCYの「silky」はまったりとしたアンビエント。チルアウトサウンドが魅力です。
クラブでもメインステージではなくサブステージでくつろぎながら聴きたい感じ。
あるいは「音楽のジャンルってよくわからないんですけど」というJポップ好きにもかっこよさは伝わるはず。
指パッチンやハンドクラップ、タンバリンのシャカシャカ……。印象的なサウンドがクセになるほど気持ちいい。
そんな切ない夏の終わりが描かれたチルアウト系の日本語ラップです。
FNCY「silky」のMVを観てみよう
さっそくFNCY「silky」のMVを観てみましょう。
FNCY「silky」のMV
スタジオ石が制作
MVの舞台は山梨。制作したのはスタジオ石。ディレクションと撮影はMr.麿氏、編集は青木ルーカス氏です。
「緑あふれる自然」と「ネオン煌めく都会」の対比が印象的な映像に仕上がっています。
曲の構成・歌割・MVの風景
FNCY「silky」の曲の構成と3人の歌割、MVで描かれている風景は次のとおり。
- 【1番Aメロ】鎮座(自然)
- 【1番Bメロ】ゼンラ(自然)
- 【1番Cメロ】G.RINA(都会)
- 【1番サビ】3人(自然)
- 間奏(自然・都会)
- 【2番Bメロ】ゼンラ(自然)
- 【2番Cメロ】G.RINA(都会)
- 【2番サビ】3人(都会・自然)
- 【2番Aメロ】鎮座(自然)
MVは山梨で撮影されたので「ネオン煌めく都会」といっても背景が山だったりします。
ただ「緑あふれる自然」との対比は意味深ですので、じっくり解説していきましょう。
また「夏の終わりに思い出がフラシュバックするストーリー」になっています。
そのため自然と都会がBPMに合わせて交互にカットインする場面もあり。
ざっくり分けると上記のような構成で、男性が自然、女性が都会と違う場所にいるイメージになります。
煌めく女性×忘れられない男性=すれ違い
ここからはネタバレ全開でMVについて解説します。
「すっ飛ばした!」という人は戻ってしっかりMVを観てくださいね。
ではいきますよ。